リンベの閑居記

都市公園の鳥や昆虫の記録が主です。

ナミテントウ

2010-11-10 04:58:15 | 野鳥
体長5-8mm程、最もよく見かける一般的なテントウムシで幼虫、成虫ともアブラムシ類を捕食する。
前胸背板は黒色で側方に白色部をもつか、白色の中央に2対の黒紋またはM字型紋をもつなどの変異がある。
上翅の斑紋変異が多いので正確な同定が困難であるが、上翅のタイプは基本的に4型ある。

ナミテントウ(2紋型) 黒色の地色の中央に1対の大きい赤紋をもつ







ナミテントウ(4紋型) 黒地で各上翅前後に2個の赤紋が並ぶ



ナミテントウ(斑型) 黒地で各翅1-2-2-1に赤紋が並ぶ



ナミテントウ(紅型) 黄~赤色の地色に2-3-3-1に黒紋が並ぶ





ナミテントウ(紅型ー変形) 黒紋の一部消失タイプ



ナミテントウ(紅型ー変形) 全黒紋消失タイプ



ナミテントウ(黒色型)と思われる。 黒色タイプもいる事は知られているが珍しいらしい