リンベの閑居記

都市公園の鳥や昆虫の記録が主です。

ヒメカメノコテントウ

2010-11-09 05:10:42 | 昆虫
公園に隣接する寺の敷地内のススキの穂にとまっていた体長4mm程の黒い虫、ハムシかと思って撮ったら初見のヒメカメノコテントウ(黒型)であった。
ヒメカメノコテントウは薄黄色から橙黄色地に黒色のカメの甲羅を思わせる模様をした小型のテントウムシで、成虫・幼虫とも植物に付くアブラムシを捕食する。
前翅の模様には変異があり、模様の消失したタイプの個体もいるが黒型は少ないようだ。
変異種の多い種は同定するのが困難で、今まで目にしていても見逃している可能性も高い。

ヒメカメノコテントウ(黒型)



ヒメカメノコテントウ(背すじ型)



ヒメカメノコテントウ(基本型=亀甲型)