美味!な日々

2022年4月の観劇録(その2)

メリー・ポピンズ@シアターオーブ
前回公演では濱めぐメリーが観られなかったので、満を持しての濱めぐメリー観劇です。
前回観劇時の記憶が薄れているせいか、改めて手品のような舞台装置や小道具にびっくりしたりワクワクしたり。ラストのフライングまで、何度観ても楽しめる作品だと思います。

前回も思ったけど、バートはダンスに歌に枠歩き(←正式名称わからず。。。笑)に…、超大変。それぞれの得意分野(大貫バートはダンス!小野バートは歌!)が見どころ/聴きどころです。煙突掃除人達のタップダンスシーンも圧巻。濱めぐ&島田歌穂&エリアンナの歌は全集中!して耳福時間。今作の子役達も皆さん芸達者で感心しました。

アンチポデス@新国立劇場 小劇場
舞台俳優の白井晃さんを観られる機会は貴重だし、大好きな聖子さんと梨里香ちゃんにも会いたくて~。私の観劇日に梨里香ちゃん復帰が間に合って良かった!

最初の方は、きわどいセリフばかりで変にハラハラドキドキ。どうにも会議のメンバの中で唯一の女性である聖子さん演じる役に感情移入してしまうので、勝手に応援しながら観劇。どこなのか、いつなのか、何の会議なのか、何の会社なのか、も全くわからない作品で、想像力も刺激されて面白かったです。最初の方のきわどいセリフは嫌悪感すら覚えるので、あれが無ければもっと面白かったのでは…と思わなくもないですが。。。それにしても出演している役者さんが皆さん魅力的でした。

広島ジャンゴ2022@配信(シアターコクーン)
舞台上で華を消した天海祐希が居ました。これはこれで新鮮ですが、やはり舞台上の天海祐希には華があって欲しいな、と思ってしまう自分が居ます。あと、作品内で
広島カープが悪者に思えてくる使われ方なのは野球好きとしては複雑な心境。
西部劇シーンで鈴木亮平が何故か「馬」という設定は面白かったですが、「馬」ゆえに何もできない象徴となっていて、観ていてもどかしくてせつなかったです。しかも現実に戻ったところでハッピー(エンド)ではない…というのも救われない感じで、元々チケットも取っていたのですが、何だか観に行く気が失せてしまいました。先に配信観るんじゃなかったなぁ。失敗&反省。。。

貧乏物語@紀伊國屋サザンシアター
じんわり元気が湧いてくる作品。6人の女優達が演じる女性達はそれぞれの方法/意思でそれぞれ力強く生きていく様が描かれていて、観終わるころにはパワーをもらった気分に。評伝劇も数多い井上ひさしが、「河上肇」は出さずに周囲の女性達だけで構成された今作の構成自体が面白いし、本人の居ない評伝劇という体になっているのも面白い。
ほぼ同時期に上演していた『三十郎大活劇』では母親の那須佐代子さんが、今作では娘の那須凛ちゃんが同じ新劇女優役を演じていたのが、スゴイ偶然だなぁ、面白いなぁ、両作観劇できて良かったなぁ、と感慨深いです。

 
 
 
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「舞台」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事