仕舞噺 旅の感想

目次 その2 メキシコ旅行記　- 仕度噺
ツアーを終えて マルタ行きから急所変更することとなり決まったメキシコ旅行。結果、大正解の旅だった。エジプト旅行の印象が強烈だったので、行く前はどうしてもエジプトと比較してしまい、また、旅行記で読むメキシコの治安の悪さばかり気になって、空港に降り立っても期待に胸ふくらむといった感じがあまりわかなかった。 メキシコシティのタコス屋さんから徐々に印象が変わり、テオティワカンの壮大さに感動し、そこにいた小学生たちがかわいらしかったのも加わり、国立人類学博物館を見終わる頃にはこれから出会う遺跡たちに期待がふくらんでいた。 実際にパレンケ、ウシュマル、カバー、チチェン・イッツァ、エクバラムと、何処もすばらしい遺跡が迎えてくれた。運良く欧米人観光客が少なかったのも好印象を残した要因の一つだろう。 その中でもパレンケ遺跡は特におすすめ。ここを通過してしまうツアーが多いので、これからメキシコを訪れる人はパレンケ遺跡が含まれているか…が、ツアー選択のポイントにすることをおすすめする。もちろんウシュマルやチチェン・イッツァも見所が多く、カンクンで時間があるのなら似非リゾートで遊ぶよりエクバラムまで行ってみよう。 メキシコ国内にも今回のツアーで訪れた遺跡以外にも見るべきところが沢山あることを、芝崎さんの「マヤ・アステカ遺跡へっぴり紀行」で教わった。グアテマラ、ホンジュラスなど近隣の国々にも、ティカルやコパンを始め貴重な遺跡が沢山ある。 いつかまた来てみたいとは思いながら…メキシコ旅行記はこれでお仕舞いです。すこしでも皆さんの旅の参考になればうれしいです。
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