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珈琲やさん
むつみ橋通りから平和通りへ抜ける細い道に、カウンターに5～6人、外にテーブルが一つくらいの小さな珈琲屋があった。ここ数年、気になっていたのだが、暑い沖縄で熱い珈琲を外で飲む気にならなかったのでパスしていた店。今回、はじめて店に入ってみた。
普通の珈琲が200円（250円だったかな？）、モカとスペシャルが300円。店の中はクーラーが付いていたので、意外と快適に熱い珈琲を飲めた。この店は17年間やっているそうで、主は御年80歳といっていた。
意外な所に名店…を期待して入ったのだが、味はごく普通のお店だった。
チーズケーキ
車じゃないとちょっと行けないような所だけど、気になるチーズケーキ屋を見つけたので行ってみた。
プーゾ チーズケーキセラー（PUZO CHEESECAKE CELLAR） 那覇泊店。沖縄県内初のチーズケーキ専門店なんだそうだ。価格は、1ピースで320円から390円ほど。4個以上買うと、どれを選んでも1つ当たり320円となる。また、5の付く日（イオンみたい）は、すべて280円である。サービスもいいが、定価で買うのがばからしくなる価格設定だ。
味の方は一応合格だが、大きさは少し小さめ。沖縄という場所を考えると、最初から1ピース280円が妥当か。
沖縄県那覇市泊1-20-14
波の上
久しぶりに波の上宮へ。入り口手前に碑が見えたので行ってみると、沖縄芝居顕彰碑と書いてあった。2012年4月に出来たばかりらしいが、あまりにもほったらかし感が。予算でも余ったから作ったのだろうか。周辺は荒れ放題で、やる気のなさが漂っていた。
それよりも隣にあったこちらが気になった。なんでしょう？
波の上宮。ちょうど、結婚式を行っていた。暑いのに着物で大変そうだ。
ナイクブ古墓群
JALシティ那覇の裏手に緑が丘公園がある。その隣の開発予定地に古いお墓があると聞いたので行ってみた。だいたいこの辺…と、細い路地に入っていった。沖映通り裏路地という名前だそうだ。路地を進むと左手にお墓らしい「遺跡」があった。
その先には「月光荘」という古い宿があり、さらに進むと左手に雰囲気のある家が並んでいる。昔、こんな路地裏をよく見かけたような気がする。
家の間をそろそろりと縫っていくと、「この先は行き止まりですよ」と声がした。お墓を探していると言うと、物好きだね～といった口調で、親切にいろいろと教えてくれた。
このあたりには100基以上の古いお墓があったのだが、県（もしくは市）の方針で、中心部にお墓があるのは望ましくないと公園化する計画が出来たのは40年ほど前だそうだ。しかし、現在のおもろまちにあった基地が返還されたため、そちらの開発が先になり、それ以来、何かにつけて後回しにされてしまっているらしい。先代の頃は、草むしりをしてなるべく整備していたそうだが、いまとなってはそれもなかなか難しいらしい。
ご婦人は「向こうから上の方に回れるから案内しましょうか」と親切に言ってくれたけど、そこまでしてもらっては悪いし、暗くなるとここでもハブが出ると聞いたので、丁重にお断りした。今でも蛍を見ることのできる、自然が残っている一帯だと教えてくれた。
JALシティの向かいに建っているマンションの裏手に行くと、大きなお墓が残っていると教えてくれたので、暗くなる前に行ってみることにした。
途中、庭のアセロラの木から実を摘んでいるおばちゃんが、摘んだばかりのアセロラを分けてくれた。ラッキーである。
マンションの裏手には、人が一人通ることの出来るほどの細い道が続いている。ハブ…の二文字は耳に残る中、細心の注意で先に進むと、伸び放題の草木の向こうにお墓があった。
そしてその先には、とっても立派なお墓が…。
役所が重い腰を上げれば、このお墓も撤去されてしまう。なんかもったいない気がする。
緑が丘公園にも、いくつかのお墓が残っていた。
この公園には猫が多い。
公園の頂上へ上ると、一匹の猫が突然…今までどこにいたのか、ホントに急に目の前に現れた。人なつっこく、足下に摺り摺りしてくる。
猫の街に長居すると帰ることが出来なくなるので、後ろ髪を引かれる思いでこの街を離れた。
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