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モロッコ旅行記 2016.12 6日目 サハラ砂漠の朝日観賞


2016.12.06 モロッコ旅行記

モロッコ旅行記 2016

6日目、早朝5時スタート。
ホテルから四駆4台に分乗し、メルズーカに向かう。最初は舗装された道路を走っていたが、暫くすると道をそれてオフロードに入った。行く場所は決まっているので、4台それぞれ好きなルートを走っている。帰りはほとんど舗装路を走って帰ってきたので、行きの悪路走行は演出(サービス)だったようだ。

スタート地点に着くと、すでに数組のツアー客が集まっていた。車のライトが少しあるだけで辺り一面真っ暗なので、はぐれないように気をつけた。

モロッコ旅行記 2016

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周りに明かりはなく星が綺麗だ。手持ちなのでどうしてもブレる…。

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駱駝組と徒歩組に別れスタートする。駱駝組と徒歩組は一緒に同じルートを行くと思っていたら、全く別々のルートを行くらしい。駱駝組は何人かに一人、ガイドが付いているみたいだ。徒歩組6人にはガイドが一人。出発前の注意事項で、途中でベルベル人のガイドが必ず増えるので、この公認ガイド(名前は忘れた)以外にはお金を渡さないように…ということだった。
歩き始めて数分でどこからともなくガイドが3人ほど増えた。なるべく無視して本物のガイドの後を付いていく。後から合流したベルベル人3人も本物ガイドと親しそうに話をしているので、偽物なのか本物なのか少し迷ったが、最初の教え通り相手にしないことにした。本物のガイドが追っ払ってくれればいいのに、ある程度共存していると言うことだろう。
しかし、この公認ガイド、ものすごく歩くのが速い。真っ暗な上に砂漠の砂に足を取られ、思うように歩けない。先を行く懐中電灯の明かりを見失わないように必死で付いていく。
徒歩隊は、夫婦2組に男性女性各1名の合計6名。夫婦2組は手を貸しながらなんとかガイドについて行けるが、後の二人はなかなか追いかけるのに苦労していた。
写真を撮りながら歩きたかったこともあり、徒歩での行軍を選んだのだけど、周りは真っ暗だし歩くのは速いし…、とてもカメラを構える余裕などまったく無い。
10分も経たずに偽ガイド3人のウチ2人は姿を消し、残った一人は遅れ気味の二人に手を貸しながらついて来た。役には立っているようだ。
さて、どのくらい歩いたか…真っ暗だし同じような地形だし、距離の感覚も時間の感覚もまったくない。
ちょっと空が白みかけてきた頃、丘に登っていく一団が見えた。駱駝組より少し遅れたが、どうやら日の出には間に合ったみたいだ。

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駱駝組が先に登っている丘の上に合流し、汗だくの状態で日の出を待つ。歩いているとき暑くて脱いだダウンやマフラーは、丘の上の吹きっさらしの中で風邪をひかないように再び身につけた。
私たちのツアーは西(日の出る方向から一番後)の一番高い丘に陣取っていて、前の低い丘には中国からの団体さんが日の出を待っていた。

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丘の後ろ(西側)の風景。遠くに朝霧の層が横一列に漂っていて綺麗だった。

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駱駝越しに東の空を撮っていたら、馭者が撮るなといわんばかりに間に入ってきた。寂しいことに金を払わなければラクダも撮らせてくれない。期待はしていなかったが、ここのガイドもお金第一主義でサービス精神というものは持ち合わせていないようだ。

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少しずつ東の空の色が変わってきた。

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丘に着いてから30分。7時5分、太陽が顔を出した。

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日が昇ってほんの5~6分後、余韻を楽しむことなく撤収…。
もう少し余裕が欲しいものだ。ねぇクラブツーリズムさん。

徒歩組に付いたガイドと違って、駱駝組のガイドは陽気な人が多かった。

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帰りも駱駝組とは別ルート。来る前に読んだ旅行記では、駱駝の後ろを歩いたという記述や写真もあったので、ツアー(現地の…)によって違うのだろう。後で駱駝組に聞いたら、通ったルートの形状はそれほど変わらないし、ペースも馭者が横を歩いているのだからそんなに変わらない。たぶん、駱駝の写真を撮らせないとか…が最大の理由だと思う。兎に角、ここの人にとっては何事も金なのだ。

駱駝組が乗駱?している間に徒歩組スタート。

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帰りは明るいので写真を撮りながら歩く。

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途中で左手に見えた建物。砂漠へ出発するベースは数カ所あるみたいだ。

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杖の代わりになって役に立った三脚。

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ネズミの穴。

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遠くに2頭の駱駝が歩いていた。野良?

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歩くこと15~16分。砂漠の砂にも慣れてきたし、何より明るいので歩きやすい。帰りは徒歩組の方が早く着いた。
帰りも偽ガイドは一緒に付いてきた。夫婦2組は手を借りることはなかったが、一人ずつで歩いた男女二人は何度か偽ガイドの手を借りていた。正規のガイドは先を歩くだけで、後の二人に手を貸したりすることもなければ、全く愛想が無くほとんど口も開かなかった。
何しろ、先を行くガイドについて行かなければならないので、どうしても後の二人と距離があいてしまう。ベースが見えてきた頃、二人を置き去りに偽ガイドがこちらにやって来た。後で二人に聞くと、途中でお金を要求されたので拒否したとたん、とっとと先に行ってしまったそうだ。
偽のガイドだったけど、そっちの方が愛想があった。二人は何度も手を借りていたので、ベースに付いたらチップをあげることにしていたそうだが、ベースの入り口で手招きしても偽ガイドは近づいてこなかった。ベース近くで金を受け取っているのを見られるのはまずいのだろうか…。一応ルールというものがあるみたいだ。
正規ガイドに一人あたり20DHを渡すがニコリともしなかった…。
暫くして、駱駝隊到着。

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砂漠のホテル。このときは誰もいなかったけど、ここに泊まることもできるらしい。

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帰って行く駱駝の群れ。お疲れ様でした。

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トイレはこっちの建物にある。

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このツアーでは、砂漠での朝食が付いている。メニューは簡単なものだったが、できたての暖かいゆで卵が美味しかった。中には3つ食べていた人も…。

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食べ終わって少し時間があったので、周りの写真を撮りに行く。砂漠は足跡と車のタイヤ跡だらけで、綺麗なところがほとんど無かった。風も吹いていなかったので、波模様も無い。歩いたり、朝日を待つ時は、風がなかったからよかったけど。

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再び四駆に分乗し、ホテルに戻る。

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隣には帯広と仙台(山形だったかな?)から来た年配の女性二人連れ。以前、それぞれ一人旅のハワイでたまたま同じツアーに参加し、それから一緒にあちこち旅しているそうだ。
昨日、バスの後の席がこちらの方で、一日中「月の砂漠」をヘビーローテーションで聞かされていた。よほど今日の砂漠の日の出が楽しみだったのだろう。
帰りの車の中から写真を撮っていたので、ちょこっと撮り方をアドバイスしたら、とても喜ばれた。それ以降、なぜか教授と呼ばれるようになった。

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