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遺跡発見 ペルーとカンボジアで

ペルー

インカ帝国以前の王族の墓が発見された。インカ帝国が成立するおよそ1,200年前の墓で、中には女性のミイラ数体が座った形で埋葬されていたそうだ。また、周辺からは1,200点の金、銀製の副葬品も発掘されている。

この遺跡は、7世紀頃~10世紀頃にかけて栄えたプレ・インカの「ワリ」の墓と考えられ、ワリ文明の王族の墓が発見されたのは今回が初めてということだ。

インカまでの主なアンデス文明は、
チャビン、パラカス、ティワナク、
モチェ、ナスカ、
ワリ、シカン
チムー、イカ・チンチャ
インカ
※諸説あり

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インカ帝国以前の王族墓 発見
6月29日 16時31分
南米のペルーで、インカ帝国が成立する前のおよそ1200年前にこの地域を支配していたとみられる王族の墓が初めて発見され、インカ帝国以前の歴史を研究するうえで貴重な発見として注目を集めています。
ペルーとポーランドの考古学者でつくる調査団によりますと、ペルーの首都リマから北におよそ280キロ離れたアンカシュ県で、インカ帝国が成立する前の、およそ1200年前のものとみられる王族の墓が発見されました。
墓は入り口が大量の軽石で覆われ、墓の中には女性の王族とみられる多数のミイラが座った状態で埋葬されています。
周辺からは金で作った耳飾りや銀製の器などの副葬品、およそ1200点が見つかったということです。
ペルーでは、7世紀から10世紀にかけて、ワリ帝国と呼ばれる国家が栄えたとされていますが、支配体制など詳しいことは分かっていません。
調査に参加した考古学者によりますと、ワリ帝国時代の王族の墓が発見されたのは初めてだということです。
調査団は発掘作業を続けるとともに、近く調査結果をまとめることにしていて、インカ帝国以前の歴史を研究するうえで貴重な発見として注目を集めています。



カンボジア

アンコールワットより古いクメール帝国の首都とみられる巨大遺跡が発見された。
この遺跡は、802年頃に建設されたクメール帝国の首都マヘンドラパルバタの遺跡とみられ、碑文などで存在するといわれていたが、証拠となる構造物は一つも見つかっていなかったそうだ。

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カンボジアで巨大遺跡発見 クメール帝国首都か
筑波大などの国際研究チーム
2013/6/28 23:05
筑波大の下田一太助教などの国際研究チームは28日、カンボジア北西部のアンコール地区で熱帯林に隠れた巨大遺跡を見つけたと発表した。12世紀前半に建設された世界遺産のアンコールワットより古く、9世紀ごろに建設されたクメール帝国の首都とみられる。灌漑(かんがい)が整備されていたことも分かった。
日本やカンボジア、フランス、英国などの研究チームが昨年4月、ヘリコプターからレーザー光で密林370平方キロメートルを調査し、新たな遺跡を発見した。
研究チームは、802年ごろに建設されたとされるクメール帝国の首都マヘンドラパルバタの遺跡とみている。碑文などで存在するとされていたが、証拠となる構造物は見つかっていなかった。
マヘンドラパルバタはアンコールワットから北東に約40キロ離れた山の中にあり、面積は30平方キロメートル以上あったと考えられるという。調査で東西に走る道路や水路、寺院など土木構造物の痕跡も見つかった。
このほか、クメール帝国中期のアンコールワットやアンコールトム(12世紀後半)で、これまで未発見だった道路や運河の跡も確認された。



密林や地中にあって直接見ることができなくとも、技術の発達でまだまだこのような大きな遺跡が見つかる可能性が高くなっている。
生きているうちに観光できるようになればいいが…。




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