Travel Sketch
旅の記憶を写真でスケッチ
東トルコ旅行記2014 2日目 ハラン遺跡
2014.09.17 東トルコの町を歩くと、よく古い車が駐車しているのが目に付く。ルノー、フィアットなどが多く、一番多かったのはFIAT131…とそっくりな、トルコの自動車メーカーが造った、トファシュ(TOFAş)・ムラット131という車。フィアットからのライセンス生産ということだった。写真のこちらも懐かしいRenault 12TXも多かった。 ハラン遺跡 バスがハランの町に入ると、アルベロベッロのトゥルッリみたいな形をしたとんがり屋根が見えてくる。こちらのとんがり帽子は白ではなく日干し煉瓦の土色をしている。 また、町全体が城壁みたいなもので囲まれているようだった。朽ち果てそうな古い壁もあれば、修復されて綺麗な壁になっている所もある。 そして例の岩窟も。 旧約聖書で、アブラハムがカナンの地に移る前に住んでいたといわれている町がハラン。ウル・ジャーミィ跡は、世界最古の大学があったとされている。ハラン遺跡はフェンスで囲まれていたので中に入ることは出来ず、小高い丘の上から見るだけとなる。 ミナレットと門らしき一部、そして建物が少し残っている。 上部は煉瓦が積み上げてられている。 左側にもフェンスがあり、その中にも発掘途中?の遺跡が放置されていた。 この黒いテントのところがアブラハムの住居跡だという説明があったが…。集合時間までの少しの間にテントのところまで行ってみると、確かにテントの横には住居跡らしい発掘跡があった。アブラハム云々というのは…。 とんがり帽子の住居はビーハイブ(蜂の巣箱)・ハウスと呼ばれ、夏涼しく過ごすためにこのような形をしている。エジプトでも同じような屋根の形をした建物があった。 観光用にビーハイブ・ハウスを公開しているお宅を見学した。 各部屋はこんな感じの作りで、明かり取りの窓が小さいのでかなり暗い。 観光用なので、室外に置かれている品々は何処まで実用的なものなのかは解らない。 裏にはラクダがつながれていた。帰宅の足? 周りの家もビーハイブ・ハウス。そこに住んでいる人たちの姿も見かけたので、実際にまだ使われているみたいだ。 公開していた家の御主人さん。かなりのお金持ちらしい。すぐに肩や腰に手を回すのは、何処の国のアラブ人でも共通の悪い癖。 これで2日目の観光は終了。バスはホテルへ向かう。 にほんブログ村 |
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