2018.09.03
最後の観光はグランドバザール。エジプシャンバザールと違って、こちらは完全に観光客向けの店が列んでいる。
目印として使える傾いたキオスク。
ランプの下がっている店は、中で衣装を着せて観光客の写真を撮る商売をしているところがあるので撮影は要注意。
天井の素材や形が違うのは拡張された年代の違い…?
アンティークマーケットは面白い品を売っている店が多いので必見。
ちょっと外に出て周りの景色を…。
入る時は名ばかりのセキュリティチェックがある。
日本語が上手なお姉さんがやっているトルコ石のお店の前にいた気品ある猫。
集合場所になっているお店は、いろんな団体さんがやってくる。日本語は上手いが値段は高い。
グランドバザールを後にして、次の写真はスルタンアフメト公園(ヒッポドローム)のものだと思うけど、ここまで歩いてきたのかよく覚えていない。
ドイツの泉
トトメス3世のオベリスク。後に見える斑のオベリスク型の柱はコンスタンチノス7世の柱と呼ばれているただの柱で古代のオベリスクではない。
母娘のお母さんが列からかなり遅れて歩いていたので、具合でも悪くなったのかと「どうかしました?」と聞いてみたら、「もう終わっちゃうのね~」とウン十年ぶりに来たイスタンブールに思いを馳せていたみたいだった。
午前中の自由時間に、ガラタ橋まで行った人もいたそうで、次回来たときは登ってみたい。
最後の食事は、何故かほとんどの会社のツアーで定番の中華。どのツアーでも、最後くらい地元の料理を食べて終わりたいと皆さん口を揃えて言うのだけれど、ツアー会社はその想いは理解できないみたいだ。たとえ韓国人がやっている中華とは名ばかりの料理だとしても…(今回ではなくエジプトでの話です)。
1:40発イスタンブールの便だけど、空港近くで事故渋滞が発生しているとかで早めに空港に向かう。
チェックインも無事に終わり…と思ったら、おじいちゃんおばあちゃんと参加していた大学生のお孫さんが、ケータイを無くしてしまったという。グランドバザールで阪急交通社さんからのお土産でオリーブオイルをもらったので、それを皆さんもれなく空港でスーツケースに入れなくてはいけなかった。あちこちでバタバタしていて、気がついたらケータイが無くなっていたそうだ。ここは異国、日本と違って落とし物が出てくる確率はかなり低い。落とし物どころか、テーブルに置いて話をしているスキになくなることだって珍しくない。現地ガイドさんも空港内をあちこち探してくれたけど出てこなかった。唯一の望みはスーツケースを開けたときにうっかり置いてしまい、気がつかずに閉めてしまった…。これは成田に着かなくては確認が出来ないので、成田までお預け。 母娘の娘さんがwifiを持っていたので、それを借りて自宅にLINEで電話し、盗難された場合も考え念のためすぐにケータイを止めてもらった。
早めに空港に来たこともあり、そんな事をしていても出発便まではかなり時間があった。
さて、やっと集合時間が近づき搭乗口へ。チェックイン時間近くになって、集まっているのは8名。後は…。どうやらビジネスクラス組10名とラウンジを使っていた2名が来ていないみたいだ。ラウンジを使っていた2名の方の奥さんを10分ほど前に免税店で見かけたという情報があり、添乗員さんの代わりに探しに行くことにした。イスタンブールの空港はかなり広く、搭乗口から免税店までは結構距離がある。大急ぎで免税店まで戻り、端からずっとさがしてみたが見あたらない。仕方なく、来た通路を戻ろうと少し歩き出したとき、ふと横を見ると隣にその奥さんが歩いていた。「集合時間ですよ」というと「変わったんですか?」「元からこの時間ですよ」「○時ですよね」「それは離陸時間です」「主人はまだラウンジで寝ています!」「急いでください」…。2名確保。 そこへビジネスクラス組10名を率いた添乗員さんが歩いてきた。やはり、集合時間と離陸時間を間違えていたそうだ。添乗員さんがラウンジに行って呼び出してもらおうとしたら、「それはできません」と断られた。事情を話しても出来ないの一点張りで、運良く中の一人を見かけることが出来て、出てきてもらいやっと話が出来たらしい。もし、乗り遅れたとしてもお客様のプライベートを最優先するラウンジのサービスはすばらしい。 という事でやっと20名揃ったのはチェックイン開始ちょっと前だった。
帰りも映画三昧
乗っている間中、後の席からすごい咳が聞こえていた。成田到着時に見たら、巨漢のトルコ人だった。嫌な予感は見事当たり、帰国直後から1週間ほど寝込むことになる。
この日は風が強く、着陸間際で急上昇してやり直し。2度目も揺れたけど、何とかタッチダウン。拍手が起こった。 関空ではいろいろ事故が起こっていた日。無事に帰ることが出来て良かった。
成田でスーツケースを受け取っても、誰一人ゲートから外に出ようとしない。そう、ケータイの行方が気になってしかたがない。そうこうしている間に女の子のスーツケースがターンテーブルを回ってきた。みんなが固唾をのむ中、スーツケースオープンの儀。一斉に拍手。無事に見つかって良かったね。周りの人たちは何事か…とこっちを見ていた。
成田の名物となった中の国の人たちを迎えに来た白タク。
2度目のトルコはやはり楽しかった。食事を除いて…。イスタンブールはもう一度来てゆっくり見てみたい。トルコリラも少し余ってしまったことだし。
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