凛大姐&小姐的極楽日記!

今日一日、よいことがありますように!

春の日は過ぎゆく

2005-07-11 | 映画(韓流)
えー、韓流第2弾といたしまして、「春の日は過ぎゆく」を
日曜日(10日)に観てまいりました。

「八月のクリスマス」のホ・ジノ監督作品。
主演は、「チャングムの誓い」で人気爆発中のイ・ヨンエと、
「オールド・ボーイ」でのコワイ役を演じたユ・ジテ君。

余談ですが、私「オールド・ボーイ」はコメディだと思って
観たのです。だってさ、原作は日本の漫画だって言うし、
ポスターもコメディっぽいし・・・。
観て、ドン引き。いえ、作品は意表をつく連続で素晴らしいと
思います。でも、当初の思い込みとのギャップがさあ・・・。(自業自得)
ユ・ジテ、ホンマ怖かったぞ・・・。

打って変わり、「春の日は過ぎゆく」でのユ・ジテ君は
家族にも恋人にも優しく、良いお友達もいる(タクシーの運ちゃん
してる、このお友達がいい味出してます)、どこにでもいそうな
お兄ちゃん。「8月のクリスマス」のハン・ソッキュも、「普通の青年」
でしたね。自分の死後、父親が困らないように、ビデオの使い方を紙に
書くシーンが印象的でした。この監督、「どこにでもいそうなお兄ちゃん」を、
丁寧に描くのが上手いです。

それから、ユ・ジテ君は録音技師(?)をしているのですが、ハン・ソッキュ
は写真館で働いてましたね。両方、物を残す仕事。
監督自身、大切に映画を「残す」作業をする人であり、家族を大切にする
人なんでしょうね。

さて、映画の中では、イ・ヨンエへの想いがなかなか断ち切れないユ・ジテ君、
愛人を作って出て行ったおじいさんを毎日のように駅に迎えに行くおばあさんの
「純情、待ち続ける」コンビ。

結婚が見えてきた途端、サーと冷めて、新しい恋人を作るイ・ヨンエと
おばあさんと熱々だったのに愛人作って出て行くおじいちゃんの
「結婚逃避」コンビ。

この二組が上手くクロスしています。もちろんメインはユ・ジテ君とイ・ヨンエ
のストーリーなのですが、これだけだったら、深みに欠ける、ありきたりな
ラブストーリーになっていたことでしょう。
おばあちゃんとおじいちゃんのエピソードが加わることで物語りに深みが出ています。

「昔、おばあちゃんとおじいちゃんは熱々だった。おじいちゃんは、おばあちゃんに
いろんなものを買ってあげたり、写真をたくさん撮ってあげたり・・・」という
話を聞きつつ、おばあさんの若かりし頃のアルバムを眺めながら、「愛はどうして
変わってしまうんだろう」とつぶやくユ・ジテ君は、遠からず自分たちの愛も
変わってしまうことを予感しているかのようです。

イ・ヨンエに去られた後苦悩するユ・ジテ君。そんな折に、またもや家から抜け出し、
駅に行くおばあさんを迎えに来たユ・ジテ君が、初めておばあさんに怒りを見せる
シーンが素晴らしい。

「もう、こんなことやめようよ!」

と、頭を抱え込むユ・ジテ君。この言葉は、おばあさんに向かっての言葉でもあり、
自分自身に向かっての言葉でもあり、ズンと来ます。
そんなユ・ジテ君に「苦しいんだね」とお菓子(?)を口に入れてあげるおばあさん。

おばあさんは、この場面以外、ほとんど口を利きません。おそらく、おばあさんの
時間は、おじいさんが出て行ったとき以来止まったままなのでしょう。
おじいさんの愛情を全身に受けていた過去と、おじいさんの不在の苦しみこそが
おばあさんの切実な「現実」であり、周囲を取り囲む「いわゆる現実」は、
逆に遠い夢の世界かのようです。

でも、このシーンで、同じ状況で苦しむユ・ジテ君と、おばあさんは、確実に
つながっています。

「行ってしまったバスと女は追うもんじゃないよ・・・」

ユ・ジテ君の苦しみで、おばあさんの時計の針は再び動き出したのでしょうか?
その後、おばあさんは花嫁衣裳を美しく装い、自分自身の愛にピリオドを打ちます。

そんなおばあさんの姿を見て、ユ・ジテ君も成長します。
再び録音機材を持って、音を採集しに行くユ・ジテ君の姿には、もうイ・ヨンエの
不在に苛まれる面影はありません。やっと過去を「思い出の缶詰」にできたのね・・・。

イ・ヨンエに関しては・・・「不幸体質の女」とだけコメント(苦笑)
(イ・ヨンエ自身は、すごく綺麗でチャーミングな女優さんです。
いちいち言うまでもないが・・・)

それにしても、映画の中で二人はよくラーメンを食う・・・。
ソウルで買ってきたラーメン(インスタントだけど、生めん風)は確かにものすごく
美味しかった!どっかネットで買えるところ探してるんですがみつからない(T-T)
どなたか買えるところご存知の方がいらっしゃったら教えてください<(_ _)>

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5 コメント

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そうそう (かのん)
2005-07-26 00:22:28
ユ・ジテ君の10円パンチ怖かったです。

でもそれを見て怒らないヨンエ姉さん、大人で好きです(笑)。



おじいさんとおばあさんの話ってなにげないエピソードなんだけど意味深なんですよね。
あっ (かのん)
2005-07-26 00:23:30
訂正。

↑10円玉なわけないですよね(笑)
わかる気はする・・・ (RIN)
2005-07-26 09:43:14
かのんさん、いらっしゃいまし~。

「10円(?)」で、ギギーする、ユ・ジテくんの

気持ちもわかるけどね~。(苦笑)

だって、二人で仲良く運転ごっこ(?)してた時、

ヨンエねーさん、「私、運転できないの~?」とか

言ってて、あのシチュエーションに至った気がするし・・・。



ちなみに、うちの父は、若い頃パチンコで負けて

「ギギー」したことあるらしい・・・。オイオイ

あ、もう時効のはず・・・。
おはようございます! (ミチ)
2006-05-20 08:51:34
おばあさんとおじいさんのお話を自分の感想に上手く取り入れられなかったので、RINさんちで深く頷いてしまいました。

上手いっ!!

それこそ「逃避コンビ」と「待ち続けるコンビ」だったのですよね~。

『四月の雪』よりも断然こちらの方が好きでした。

四天王のようなイイオトコよりもフツーの男が主役の方が映画として作品が見やすいです。

ウンスが別れを切り出してからも何度も会いますが、本当は別れたくない気持ちの方へ向いていたように見えますね。

その代わりにサンウが潔くなっちゃって、結局はすれ違いに終わったでしょう?

そのあたりもう一度見ないと細かい心理の変化はわかんないかも。

コメント多謝です♪ (RIN)
2006-05-21 23:55:47
ミチさま



こんばんはー♪

ホント、「四月の雪」はガッカリでした

この映画とか「八月のクリスマス」とかは、何度観ても

新しい発見がありそうですが、「四月の雪」はもう一度観る気にはなりません

ああ、この頃は、この映画のユ・ジテのように、まだ何も知らず、

カラー文字の出し方もわかっていませんでした・・・

違う方のサンウの新作は楽しみです!

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