こんばんわ、リリアです。
今回は意外と近場にいる有名な人。
「ベロニカ・フランコ」さんについてです♪
この方、ヴェネで商人クエストをしていると「上流階級の秘密」という
なんとも裏がありそうなタイトルのクエストの、お届け先の女性です。
ゲーム上では下積み時期のありがたいカテ3付きのクエスト。
…とここまでは、「リリアのお勧めクエ」で紹介しました。
引き続いて、大航海には直接関係ないけど
時代背景を楽しみたい方へ贈る、リリアの豆知識。
けっこうな文章量になりました。
マッタリとした気分で最後までお付き合いくださいませ。
あ、そうそう。一応お断りしておかないと。
歴史背景から、多少「夜の」お話になります。
表現には気を配ったつもりですが、
苦手な方は今回の豆知識はご遠慮ください^^;
まずは、前回(ガリレオさんの時)同様に邸宅の前にて、ぱちり。
立派な邸宅です^^
では、お邪魔して…ベロニカさん、今回はクエじゃないですよー。
う、遊びに来たというと怒ります?^^;
…え?
ベロニカさんもタロットやってくれるの?(^-^)
では、リリアは真ん中を選びます♪
あ、また「星」ですー^^
ガリレオさんは、続いては引かせてくれなかったけど、ダメですか?
あはは^^;
すいません、出直してきます。
じゃ、また頼み事あったらギルドに言っておいてね^^
最後は航海者っぽく、敬礼♪
この「ベロニカ・フランコ」さん。
宗教遺物に興味があり(発見物報告の好みになっています)、
スキルは家庭的なものかと思いきや、なんと「スラブ諸語」!
なんか、只者じゃない気がします。
そもそも「大切な…本当に大切な方をお迎えするの」と意味深なコトバや
ギルドでも「この国の貴族の方とも関わりがあるお方だ」…
ベロニカさん、あなた何者なの?^^;
ということで、お待たせしました。
いよいよ、この方のレポートです。
■ベロニカ・フランコ
16世紀、レパント沖の海戦にヴェネツィアが勝利した時代に
なんと、実在した女性です。
ちょうどLiveイベントでレパント沖の海戦をやったばかりなので
タイミングバッチリですw
【時代背景】
この時代のヴェネは、人口の約1%ほどの貴族が国を統治していました。
世襲制で、政略結婚が基本だったと言います。
(国別イベントのヴットーリアもやっぱりそんなかんじでしたね)
女性の社会的地位は認められておらず、
読み書きぐらいは身に付けさせてもらえても、
図書館などへの自由な立ち入りは出来なかったそうです。
…という背景なので、身分違いの結婚なんて、とっても難しい。
特に貴族との結婚は、まず無理。
愛さえあれば…が通じない時代でした。
【そして、ベロニカという娘】
恋人が貴族(マルコという人らしい)。本人は平民の娘。
可哀想ですが、この時代に結ばれぬ相手と惹かれ合ってしまいました。
持参金をどっさり用意する、という裏技もあったのですが、
彼女の父親がとんでもない浪費家で、資産なんて影も形も…TT
貴族の彼からは「無理」と断られてしまいます。
悲恋もののヒロインよろしく、世を儚んで…とか、
一気に破滅へと走りそうなものですが、彼女は違いました。
唯一この時代に上流階級とも対等にお付き合いできる、女性の身分。
「コルティジャーナ(英語:コーティザン)」になって恋人を振り向かせる!
という一大決心をしたのです。
日本語訳として、「娼婦」や「高級娼婦」という文字を使う場合が多い身分ですが、
リリアはちょっと違うかなと思います^^;
当時のヴェネに根付いていた文化の一つなので
そのまま「コルティジャーナ」と呼ばせていただきます。
確かにそういったことも抜きには語れない身分ですが、
美貌だけでなく知識人と対等に渡り合うほどの教養も重要で、
礼儀作法までも身に付けないと大成できなかったとか。
この時代のコルティジャーナはヴェネに留まらず、
他国にも名の通った存在だったと言います。
どことなく日本の「花魁」と似ていますね。
ベロニカはコルティジャーナとしても、詩人としても有名で
そこから「スラブ語」というスキルを教えてくれるキャラになったのでしょう。
彼女のお相手には、かのフランス国王・アンリ3世も名を連ねています。
でも、「一番大切」なのは最初にお付き合いしていた、彼。
クエストの「本当に大切な…」はマルコかもしれませんね。
■あ、これも映画になってます…
このベロニカを主題とした映画が1998年にアメリカで作られています。
日本での公開は1999年。
「Dangerous Beauty(米)」や「A Destiny of her own(豪)」、
「The honest Courtesan(英・原作と同一)」、邦題は「娼婦ベロニカ」。
誤解されそうなタイトルが多いですが、ロマンスものです^^;
(特に邦題と米題はどうかと…)
というところで、ラグーザにいる実はかなり有名な人、ベロニカさんの紹介でした。
今回はこのあたりで「お開き」です~♪
長丁場のお付き合い、どうもありがとうございました。
今回は意外と近場にいる有名な人。
「ベロニカ・フランコ」さんについてです♪
この方、ヴェネで商人クエストをしていると「上流階級の秘密」という
なんとも裏がありそうなタイトルのクエストの、お届け先の女性です。
ゲーム上では下積み時期のありがたいカテ3付きのクエスト。
…とここまでは、「リリアのお勧めクエ」で紹介しました。
引き続いて、大航海には直接関係ないけど
時代背景を楽しみたい方へ贈る、リリアの豆知識。
けっこうな文章量になりました。
マッタリとした気分で最後までお付き合いくださいませ。
あ、そうそう。一応お断りしておかないと。
歴史背景から、多少「夜の」お話になります。
表現には気を配ったつもりですが、
苦手な方は今回の豆知識はご遠慮ください^^;
まずは、前回(ガリレオさんの時)同様に邸宅の前にて、ぱちり。
立派な邸宅です^^
では、お邪魔して…ベロニカさん、今回はクエじゃないですよー。
う、遊びに来たというと怒ります?^^;
…え?
ベロニカさんもタロットやってくれるの?(^-^)
では、リリアは真ん中を選びます♪
あ、また「星」ですー^^
ガリレオさんは、続いては引かせてくれなかったけど、ダメですか?
あはは^^;
すいません、出直してきます。
じゃ、また頼み事あったらギルドに言っておいてね^^
最後は航海者っぽく、敬礼♪
この「ベロニカ・フランコ」さん。
宗教遺物に興味があり(発見物報告の好みになっています)、
スキルは家庭的なものかと思いきや、なんと「スラブ諸語」!
なんか、只者じゃない気がします。
そもそも「大切な…本当に大切な方をお迎えするの」と意味深なコトバや
ギルドでも「この国の貴族の方とも関わりがあるお方だ」…
ベロニカさん、あなた何者なの?^^;
ということで、お待たせしました。
いよいよ、この方のレポートです。
■ベロニカ・フランコ
16世紀、レパント沖の海戦にヴェネツィアが勝利した時代に
なんと、実在した女性です。
ちょうどLiveイベントでレパント沖の海戦をやったばかりなので
タイミングバッチリですw
【時代背景】
この時代のヴェネは、人口の約1%ほどの貴族が国を統治していました。
世襲制で、政略結婚が基本だったと言います。
(国別イベントのヴットーリアもやっぱりそんなかんじでしたね)
女性の社会的地位は認められておらず、
読み書きぐらいは身に付けさせてもらえても、
図書館などへの自由な立ち入りは出来なかったそうです。
…という背景なので、身分違いの結婚なんて、とっても難しい。
特に貴族との結婚は、まず無理。
愛さえあれば…が通じない時代でした。
【そして、ベロニカという娘】
恋人が貴族(マルコという人らしい)。本人は平民の娘。
可哀想ですが、この時代に結ばれぬ相手と惹かれ合ってしまいました。
持参金をどっさり用意する、という裏技もあったのですが、
彼女の父親がとんでもない浪費家で、資産なんて影も形も…TT
貴族の彼からは「無理」と断られてしまいます。
悲恋もののヒロインよろしく、世を儚んで…とか、
一気に破滅へと走りそうなものですが、彼女は違いました。
唯一この時代に上流階級とも対等にお付き合いできる、女性の身分。
「コルティジャーナ(英語:コーティザン)」になって恋人を振り向かせる!
という一大決心をしたのです。
日本語訳として、「娼婦」や「高級娼婦」という文字を使う場合が多い身分ですが、
リリアはちょっと違うかなと思います^^;
当時のヴェネに根付いていた文化の一つなので
そのまま「コルティジャーナ」と呼ばせていただきます。
確かにそういったことも抜きには語れない身分ですが、
美貌だけでなく知識人と対等に渡り合うほどの教養も重要で、
礼儀作法までも身に付けないと大成できなかったとか。
この時代のコルティジャーナはヴェネに留まらず、
他国にも名の通った存在だったと言います。
どことなく日本の「花魁」と似ていますね。
ベロニカはコルティジャーナとしても、詩人としても有名で
そこから「スラブ語」というスキルを教えてくれるキャラになったのでしょう。
彼女のお相手には、かのフランス国王・アンリ3世も名を連ねています。
でも、「一番大切」なのは最初にお付き合いしていた、彼。
クエストの「本当に大切な…」はマルコかもしれませんね。
■あ、これも映画になってます…
このベロニカを主題とした映画が1998年にアメリカで作られています。
日本での公開は1999年。
「Dangerous Beauty(米)」や「A Destiny of her own(豪)」、
「The honest Courtesan(英・原作と同一)」、邦題は「娼婦ベロニカ」。
誤解されそうなタイトルが多いですが、ロマンスものです^^;
(特に邦題と米題はどうかと…)
というところで、ラグーザにいる実はかなり有名な人、ベロニカさんの紹介でした。
今回はこのあたりで「お開き」です~♪
長丁場のお付き合い、どうもありがとうございました。
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