彼は昔の彼ならず

こんばんわ、リリアです＾＾

夢を掴むと意気揚がる、元・職人のハールフート。
戯言だと言いつつ、心配でしょうがない、ワールモント。

しばらく地中海に出向いて、アムステルダムに戻ってきたときに見たものは…


先日まで愛好家のおじさんがいた、噴水前に…なんだか怪しげなおにーさんが＾＾；
あ、あれ…ハールフートさん？？
「ダンナ」なんて裏稼業っぽい言葉遣っちゃって…だって、あなた元々は…



リリア／ベテラン、ね…
クルル／……バカ……
ミア／…では、お手並みを拝見いたしますわ～

リリア／え？ ちょ…
ミア／彼の選んだ道です～。鑑定眼に曇りがあったら私が承知しませんわ♪

一つ、また一つ。
いかにも慣れた風に球根を品定めしていくハールフートさん。


めぼしい球根にはこの通り。
手形を切ってくれます。そして…

クルル／これが最後の一つ。…あなたにこれが何か分かって？

うわわ、愛好家のおじさん張りの絶叫＾＾；

ハールフート／こいつはかなり希少な球根だぜ！！
　　　　　　　　金持ちは斑入りの花が咲く球根に高い値を付けるんだ。
　　　　　　　　安心しな、俺がキチンと売ってきてやるからよ。

クルル／…鑑定眼は基準以上…後は引き際だね。
ハールフート／ほらよ、手形３枚分だぜ！


ミア／自滅する典型ですわ～

…とっても心配ですが、ダメでしょうね＾＾；
酒場の隅で手形を現金化してくれる「先物業者」のおじさんは

「商売はおかげで順調だぜ。でもよ、額が額だから集金がおいつかねぇんだ」

ミア／もって、あと数日でしょうね～
クルル／そろそろ崩壊、だね…

かわいい花が奏でる、空前の「狂想曲」。
間もなく最終章(>_<)/