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立教大学ビジネスデザイン研究科(MBA)、知財経営やBM、イノベーションなどの関係者/関心者の方々との情報シェアの場

・ビジネスモデル春季大会、「いや~よかった!」との声が・・・

2006-03-28 | 筆者の講義構成及び特徴
先週土曜日朝10時から夕方7時半まで、ビジネスモデル学会 (会長、東京大学教授・松島克守氏)の ビジネスモデル春季大会 2006年 in 慶応義塾大學 でした。前回に続き、多くの方々(今回は産学官の各界から150名近くの方々)にご参加頂き、ご講演やディスカッションにご参加頂きました。同学会会員・運営委員の1人としては心より感謝する次第でございます。

「コンプライアンス(企業倫理)とビジネスモデルー日本版SOX法(企業改革法)、内部統制への前向きな対応をさぐるー」を今大会テーマとした基調講演やパネルディスカッションでは、マクロ的な背景やミクロ的な実態の両面から、多くの論点や示唆が与えられまして、「常に次の一歩を予測し戦略的に考えてアクションを起こす」という経営的にも意味深いものでした。

私が司会を務めさせて頂いた「技術・地域とビジネスモデル①」のセッションでは、経済産業省研究開発課課長の安永裕幸氏、同志社大学大学院の高嶋博之氏、早稲田大学客員教授の平田竹男氏がそれぞれ、「技術ロードマップの策定手法の開発における技術の構造化と将来市場に関する共通認識について」、「自動車産業のイノベーション進展と、そのアーキテクチャのあり方」、「地域Jリーグクラブのビジネスモデル分析」といった多彩かつユニークなテーマでご講演頂きました。

予定時間を越えた活発な質疑応答は来場者の皆さんからのご関心の高まりを表していると同時に、それでもやはり時間が短かったなあ・・・、というやや残念さを覚えることになってしまったでしょうか。・・・技術の「構造化」(安永氏)、・・・組み込みソフトウェアの「構造化」(高嶋氏)、・・・史実の「構造化」(平田氏)という異なる前提や意味づけで用いられている「構造化」等のキーワードに、私は思わず連想に入ってしまいました。

上記セッション以外でも、「製品属性と最適製品切替戦略」、「携帯インターネットに関するケーススターディ」や「大學Melting Pot仮説の検討」、「ブログ記事ネットワーク構造の分析」など、多様なテーマでのご発表がございまして、学会関係者がご執筆の近著(後日別途紹介予定)も展示されていました。論文の詳細をお読みたい非会員の方はまず 入会手続 が必要ですので、ご関心の方はご一読下さい。

なお、多くの方々と気軽な雰囲気の中で交流したい方は今年の秋大会後の懇親会までお待ち下さいませ!お待ち頂けますでしょうか。念のため、問合せ先は ビジネスモデル学会 です。




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