吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

感染性胃腸炎の大流行 その7

2014年01月28日 06時09分10秒 | インポート

   要は食品衛生業界における感染防御対策の落としどころをどうするかである。TVでいうところの感染専門医の方法をすべて対策法に取り入れるのは果たして現実的であろうか? 今回の集団感染では何らかの落としどころをつけないといけないのであろうが難しく議論も多いところである。もしかしたら行政関係者は「そりゃ~理想いうのは簡単だけど、やるのは我々でありいざシステムを作り上げるとなると現実性にかけるなー、言うだけなら楽だよなー」とぼやいているかもしれない。当該企業も今回の集団感染は「えっ、なんでうちから(感染者が)でたの?」と意外に思ったかもしれない。もっともっと感染対策の疎かな企業もたくさんあるはずであろう。そのような会社では「あ~うちでなくてよかった」と思うかもしれないが、それは正直な気持ちである。それほどまでに感染力は強いのである。なのでそれを今後どうしたらいいのだろうかという問題は理想論と実行性の狭間で揺れ動き、そうそう解決できるものではない。困ったものである。<o:p></o:p> 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿