さて桜の木の寿命と言うのは、つい最近知ったのであるが、70~80年らしい。幹の中が空洞になって倒れやすくなり危険なので、どこかで街路樹としての桜をほとんど切り倒したというニュースをみた。その時に「桜の寿命」を初めて知ったのである。よく都内でも「桜の名所」などと言われているところがあるが、特に飛鳥山公園などは江戸時代から桜の名所である。「江戸時代から」などといわれると、つい「ああ、江戸時代からの桜の木なのか」と思ってしまう。たぶん江戸時代からの桜の木は一本もないのであろう。でも例えば奈良の吉野の山の桜はどうなのであろうか? 山全体が桜の木で埋め尽くされているが、これは誰かが定期的に植え替えているのか、あるいは放置してそのまま枯れる木もあれば新しく自然に生えてくる桜の木もあるのか? 不思議である。でも名所は名所で、その維持管理は大変なんだろうなと今更ながらに感じた次第である。
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桜の木の寿命ですが、どうも、ソメイヨシノに特有のことなんだそうです。ソメイヨシノは品種改良され、全て接ぎ木で増やしているのだそうで、つまりクローンであるため、花の咲く時期も同じなんだそうですが。
どうせ改良したのなら、どなたか、ソメイヨシノの寿命を延ばす改良もしてくださらないかしら、と他力本願に思っております。
巣鴨駅前の桜も、若い木と古い木があったと思いますので、そうやって少しずつ世代交代していかないと景観をたもてないのでしょうね。
長文失礼いたしました。
ソメイヨシノは接ぎ木をして増やしているんですね・・・。そうですか。知りませんでした。
ということは昔から「桜の名所」と言われているところは、いつの時代も誰かがきちんと管理しているから名所でありつづけることができるのですね。これはすごいことですね。