確かに今、自分の目からみても、中学当時の自分は、よくいえば多感期、悪く言えばかわいくない悪ガキであった。もちろんイタズラ程度の悪さしかしなかったが不真面目で態度もおちゃらけていた。口で教師がわかるまで諭したっていうことなんか聞くはずがない。自分のような子供をコントロールするには体罰が一番簡単な方法であった。事実、怖い教師の授業ではだれもがおとなしくて、一方逆に優しくて怒らない女教師の授業は教室内がおしゃべりでやかましかった。そういえば授業中、態度の悪い生徒にチョークを投げてぶつける教師もいたが、多くは「おい、○○ちょっと前へ出てこい」といって授業を中断し、ビンタをすることが多かった。時にバリエーションで、出席簿で頭をたたく(私はこれで顔を叩かれたがこれは痛い)、指示棒で頭を叩く、竹刀で面を打たれる、ストーブに石炭をくべる鉄のスコップでお尻を叩かれるといったいろいろな手段があった。ただ流石に竹刀で打たれた生徒には「君、昨日は痛かったかい?すまなかったね」と教師は気遣っていたのだが。<o:p></o:p>
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