吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

お役所仕事 その2

2011年09月01日 05時54分46秒 | インポート

 また某役所から書類記載不備で証明書が送り返されてきた。今回は氏名欄に捺印がなかったからだそうである。名前を自筆サインにしているのにだめだそうである。印鑑押印については、個々の役所によって細かくやり方が異なるので大変である。統一してくれないものか? どだい捺印必要といっても三文判である。PCでも捺印ができる今の時代、三文判の使用は何の意味があるのだろうか? 現状の慣例ではとりあえず氏名をゴム印にしたらその横に印鑑の押印は必須である(これも変な理屈だが)。昔はシャチハタはすべて禁であったが、最近では認められてきた。しかしいまだに印肉の押印にしろと突っ返される場合もある(この判断も窓口担当者の胸先三寸のような印象もある)。今回、記載者氏名の欄に自筆でサインをしたので押印は不要だと思っていた。というのは我々が書く一番重要な証明書である死亡診断書は、もうすでに10年以上も前から自筆サインがあれば印鑑押印不要ということになっているからである。一番重要な書類には押印が不要で、あまり医学的に重くない証明書には印鑑が必要とは到底理解できない。絶対にお役所の書類業務は簡素化できるはずである。誰もしようとしないだけである。


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