吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

感染性廃棄物

2009年03月07日 06時32分04秒 | インポート

 前回、標準的感染予防策という話をした。つまり目の前のものが、本当に人に病原菌(ウィルス)を感染させるかどうかは、ひとつひとつ調べてみないと分からない。これは手間も暇もコストもかかるので現実的ではない。だから人に感染を及ぼす可能性のあるもの(例えば人の血液などの体液)はすべからく感染すると考えて別に分けて扱うことである。感染症のない血液もあれば感染症のある血液もあるが、すべて「血液」というものが付着した器材は滅菌するか、感染性医療廃棄物として廃棄を委託しなければならない。


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