吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

低ナトリウム血症

2008年05月15日 07時56分32秒 | インポート

 身体の塩分濃度が低下する病態である。原因では、身体からナトリウムが過剰に失われる病気もあるが、それよりも多いものは塩分を含まない過剰の水分のみ補給で、身体の塩分濃度が薄まってしまうものだ(希釈性低Na血症)。例えば夏場に大量に汗をかいて、塩分を含まない水分のみを補給した場合である。身体の脱力感と筋肉の有痛性の痙攣やこわばりがおこる。大量の発汗にはスポーツドリンクが無難であろう。昔、夏場の炭鉱では坑内にはザルにもった塩が置かれていたそうである。


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