吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

体罰 その7

2013年10月04日 07時30分23秒 | インポート

  すると隊列最後尾を泳いでいた体育教師は「○○先生、ふざけているのはどの辺ですか?吉田のあたりですか?」といい始めたのである。この手漕ぎ船の教師もいい加減なもので「えっえっ? なに? 吉田の辺り? えっ、あ~そうです吉田でーす。」といい加減な生返事をしたもんだから大変である。この体育教師は猛烈な勢いで私のほうに泳いできたのである。「吉田ッ!またお前かっ!」というがはやいか、私の頭を押し付けて海に沈めるのである。「ちっ、違いますぅ、僕じゃな・・・(ガポポポ)」、「僕じゃなくて前の・・・(ガポポポ)」これを3~4回やられてまた体育教師は隊列の後ろに戻っていったのである。これは完全な冤罪なのである。しかし変な規則性があった。このようにだれでもいいのであるが誰かが生贄的に体罰を受けてしまえば、その「事件」はとりあえず終息し大団円?を迎えるのである。あとで体罰を行った教師も、ましてや体罰を受けた生徒からもクレームはなかった。逆に自分が「真犯人」の時にこの「生贄的冤罪」で助かったこともある。変であったが何となくこんなもんかと納得していた部分がある。<o:p></o:p> 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿