吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

体罰 その6

2013年10月03日 06時42分26秒 | インポート

  幸い自分はなかったが、職員室の前にたたされることもあった。これは苦痛である。休み時間中では全校生徒のさらし者であった。「罪が重い」時は立ちながら「私は授業中○○をしました」という自分の「罪状」を書いた画用紙を持たされて立たされていたやつもいた。まさに「市中、引き回しの上・・・」といった刑罰に等しい。これなら瞬間的に終わるビンタのほうがよっぽどよかったのである。そして冤罪は数限りなくあった。当時、臨海学校の遠泳の時だった。隊列を組んで沖をみんなで泳いだ。隊列の横には手漕船で並走し教師が上から列の全体を見張っていた。そして隊列の最後尾は体育教師が後ろから泳いで監視していた。遠泳だと途中飽きてふざける奴もいる。自分の前を泳いでいる奴が急に「あ痛てて、クラゲだ、クラゲがいるぞ」とふざけはじめた。自分はこの時期にクラゲはいるはずはないと黙って泳いでいたが、周囲の連中が「何、なんだって、くらげ? くらげがいるって?」と騒ぎ始めたのである。手漕ぎ船の教師はメガホンで「おーい、そのあたりうるさいぞ! ふざけないで真剣に泳げ!」とどなり始めたのである。<o:p></o:p> 


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