吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

パチンコ店は安全なのか? その2

2020年07月30日 06時28分01秒 | 日記
 パチンコはリズムである。ついているときに中断するとリズムが狂う。なのでやめないのである。自分の後ろに人が倒れていて心臓が止まっていようとも・・・である。
 つまりパチンコ店は隣客の肩が触れるほどの密着空間であるが、隣で、あるいは後ろの狭い通路で他人が何をしていようと関係がないのである。自身は盤面との戦いに集中して博打しているのである。したがって三密にありがちな「近い距離での会話」はまったくない。
 しかもどうやらもともと法規で「1時間に6-10回室内換気ができるような空調を設備すること」とあるらしい。となると三密のうち2つはクリアしているのでライブハウスや居酒屋での騒乱のように唾液、飛沫が散ることはないのであろう。あとは使用したパチンコ台をきちんと店員が消毒清掃すればほとんどクラスター発生しないことになる。
 パチンコは博打であり反道徳的、反社会的なイメージがある。しかも今回世の中の協調的な流れである自粛要請に従わなかった業界である。きわめて不健康そうなイメージではあるが、これは盲点であったかもしれない。