吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

テレ朝・玉川徹氏 常磐道あおり運転の暴行トラブルに「社会的な制裁が必要」 その2

2019年08月21日 06時20分33秒 | 日記
 別のモーニングショーでは中尾彬氏が「なんで容疑者(の映像)にモザイクかけてるんだ? 出したらいいじゃないか」と言っていた。世の中というかマスメディアの規制ラインは「逮捕されたら顔を映像に出す」ということらしい。
 でも、これも奇妙な論理である。逮捕されるということで本人のプライバシーの「枠」が外れるものだとだれが決めたのか? この映像は、完全に顔面を複数回以上殴打している。間違いなく暴行傷害事件である。誰が見ても悪いのは殴っている男である。
 これは今の世の中、理由はどうあれ体罰すらいかんのだから、ましてや暴力は無条件に悪いという絶対的真理がある。暴力をふるっている者のどこに人権があるのだろうか。
 にもかかわらず顔にボカシをいれる理由は「逮捕されていないから」ということなら、逮捕とはそんなにトランプのジョーカーのような切り札的効力を持つものなのであろうか? 
 はなはだ疑問である。