吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

格安航空会社での着陸ミス その2

2014年07月16日 06時19分06秒 | インポート

 今回の着陸ミスが大事に至らなくてよかった。しかしやはり格安運賃では安全性の担保ができないというのは無理からぬところと考えざるをえない。やはり安全を維持するにはコストがかかるのである。安全とは目に見えぬところなので手を抜いても表面上はわからない。そして少し手を抜いても安全性は保たれている場合が多いのである。ところが一度事故が起こってしまうと、安全性を疎かにしていたという事実が明るみに出て社会的問題となるのである。一方、どんなに安全管理に力を入れていても事故というものは一定確率でおこるのである。問題は、事故が起こらないであろう最低限レベルの安全管理を、いかに低コストで企業内で展開できるかである。しかしそのレベルとコストを事前に推し量ることは難しい。もちろん過大すぎる安全管理も「羹に懲りて膾を吹く」ことになるのであはあるが、安全の担保とはとにかく経費を惜しんではいけないのであるし、その分を運賃に上乗せすることはやむを得ないと考えるしかないと思う。<o:p></o:p>