吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

ASKA氏保釈 その3

2014年07月12日 06時29分28秒 | インポート

   とりあえず覚せい剤というものは世の中では排除されるべきものである。「悪いのは罪を犯した本人であり、彼の残した楽曲に罪はないので以後の楽曲販売、使用にまで制限を加える必要はない」という考え方もある。しかし覚せい剤を使用すると、現実的にはそこまで社会的ペナルティが課せられるということは常識なのである。覚せい剤を使用した芸能人のファンは、出待ちなどをすれば「彼のなした行為も含めて応援している」ととられることになる。しばらくファンは復帰のことなどを求めてはいけない。今は本当に心配しているファンであればこそ彼を「放置」しておくのがファンとしてなすべきことだろう。それにしてもファン心理は微妙というか不可思議なものである。「ただ好きだから出待ちに行く」「心配だから行く」というのでも理由なるのかもしれないが、それが理由だとしたら幼稚である。AKBのファン世代よりももっと上である。上というか親の世代である。AKBのファンの子が出待ちをしているのとは社会的状況が違うのである。今回は「事件」であることを忘れないでもらいたい。<o:p></o:p>