吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

お役所仕事 その3

2011年09月02日 05時55分01秒 | インポート

 近所の高校の健診に年1回お手伝いにいっている。数年前のことであった。そこの事務から型のごとく「出張依頼書」が届いた。「○年○月○日の健診に出動を依頼する」という文面である。そこに同意したということで自書でサインして印鑑も押した。自分が記載したものはサインだけである。ところが健診前日に急に高校から「もう健診ははじまっていますが、まだ来れないのでしょうか?」と電話があった。予定表をみると健診は明日である。どうやら事務職員が出張日を間違えた書類を送付したようであった。往診中であったが急遽、駆けつけて健診業務をおこなった。特に事務から何の説明もお詫びもなかった。まるで現場では私が遅刻したような雰囲気である。まあいいやと思っていたら、しばらくしてそこの高校事務からまた封書が届いた。中を見ると新たなる出張依頼書が入っており「前回の依頼書は書類不備です。再度同意欄にサインして送り返してください」とあった。手紙の文面はいかにも私が間違った書類を作成したような書き方であった。オイオイ、健診の日付を間違えたのはそちらでしょうに? しかも自分たちの誤りを詫びるような表現は一切なく「上から目線」の書き方である。これは対応した事務職員の常識がないのか、あるいは公務員としては正しい姿なのか自分には理解しかねる。いずれにせよ怒髪天をついたので・・・そのまま無視した。相手にするとこちらの精神衛生上よくなさそうである。