「コミュニケーションボード」で意思表示(YOMIURI ONLINE)
コミュニケーション支援ボード・・・
(とって長くなると思います。)
言葉で自分の意思表示がむずかしい人にとって、絵や写真を使う取り組みはとても有効だと思います。
息子も自閉傾向があり、言葉があっても意思の疎通は意外に難しいものです。
私たちとは違った概念を持っている(らしい)ので、お互いにそこをわかりあうのに時間がかかります。
視覚イメージでのやり取りは、わかりやすいです。
実は私たちもそうで、もしファミレスに入って、文字だけが並んだメニューが出されたらイメージが沸かないと思いませんか?
あのきれいな写真に慣れてしまって、その方がストレスがないからです。(たまに「写真と違う~」なんて時もありますが・・^^;)
そういう部分がとても強い人たちなんだと思います。
このコミュニケーション支援ボードまだ使ったことはありませんが、普段生活の中で使う習慣がつけば、かなりお互いのストレスは軽減されるのではないでしょうか。
こういうツールに頼ることは、言葉を覚えないのではないか?という心配もあるかもしれません。
そのへんは、うまくバランスを取りながら上手に取り入れていくしかないと思います。
障害、特に知的発達障害をもつ人たちは、私たちが想像する以上に周囲に対して不安が大きいと思うのです。
また、私たちが思っている以上にたくさんの「意思」を持っています。(当然なんですけど)
ただ、それがどうしてもないがしろにされてしまうのは、子どもの障害を受け入れざるを得ない親自身、今のこの世の中で孤立しかねない状況からは、そこまで余裕はないでしょう。
親は、子どもの障害を知り、やっとのことで受け入れ、落ち込んだどん底から這い上がります。
「障害をもつ子どもは天使」「親を選んで生まれてくるのよ、あなたならできる」・・・などの、周囲からのある意味慰めとも取れる言葉は、渦中にいるときはかなかな耳に入りません・・・だって、それまで「障害児の親」は他人事だったんですから・・・
そして涙も枯れた頃には、かわいい寝顔を見ながら「この子は私が守る!」的な思いに助けられてがんばってくるのです。(→これは本当は危険な発想で、親は周囲の助けや理解を得なければたいてい行き詰まります。仲間を見つけましょう!)
そんな流れで、忙しい生活にかまけてつい「言ってもわからないから」という気持ちが心のどこかにあって、意思を確かめるという行為を省いて日々過ごしてしまいます。
いざ確かめるとなれば大変だからです。
いろいろな方法で、時間をかけてやらなくてはなりません。
相当忍耐の要ることです。
はっきり言って、難しいです・・・。
だから子ども自身も、自分の意思を表す機会がなかなか得られないままでいるんです。
でも!!時代が少しずつ変わっているんですね。
「自分の意思を伝え、わかってもらえる」ことはどんなに嬉しいでしょう。
こうやってニュースにもなり、社会にも少しずつ知ってくれる人が増え、知った人がまた誰かに伝えてくれて・・・
そして理解者、協力者が増えてくれるでしょう。
大きな期待をしています。
この記事を取り上げているブログがあったのでトラバ&リンクを貼ります。
スマイリーデイズ~ビジネス・暮らしのアイデア
明治安田こころの健康財団>コミュニケーション支援ボード
コミュニケーション支援ボード・・・
(とって長くなると思います。)
言葉で自分の意思表示がむずかしい人にとって、絵や写真を使う取り組みはとても有効だと思います。
息子も自閉傾向があり、言葉があっても意思の疎通は意外に難しいものです。
私たちとは違った概念を持っている(らしい)ので、お互いにそこをわかりあうのに時間がかかります。
視覚イメージでのやり取りは、わかりやすいです。
実は私たちもそうで、もしファミレスに入って、文字だけが並んだメニューが出されたらイメージが沸かないと思いませんか?
あのきれいな写真に慣れてしまって、その方がストレスがないからです。(たまに「写真と違う~」なんて時もありますが・・^^;)
そういう部分がとても強い人たちなんだと思います。
このコミュニケーション支援ボードまだ使ったことはありませんが、普段生活の中で使う習慣がつけば、かなりお互いのストレスは軽減されるのではないでしょうか。
こういうツールに頼ることは、言葉を覚えないのではないか?という心配もあるかもしれません。
そのへんは、うまくバランスを取りながら上手に取り入れていくしかないと思います。
障害、特に知的発達障害をもつ人たちは、私たちが想像する以上に周囲に対して不安が大きいと思うのです。
また、私たちが思っている以上にたくさんの「意思」を持っています。(当然なんですけど)
ただ、それがどうしてもないがしろにされてしまうのは、子どもの障害を受け入れざるを得ない親自身、今のこの世の中で孤立しかねない状況からは、そこまで余裕はないでしょう。
親は、子どもの障害を知り、やっとのことで受け入れ、落ち込んだどん底から這い上がります。
「障害をもつ子どもは天使」「親を選んで生まれてくるのよ、あなたならできる」・・・などの、周囲からのある意味慰めとも取れる言葉は、渦中にいるときはかなかな耳に入りません・・・だって、それまで「障害児の親」は他人事だったんですから・・・
そして涙も枯れた頃には、かわいい寝顔を見ながら「この子は私が守る!」的な思いに助けられてがんばってくるのです。(→これは本当は危険な発想で、親は周囲の助けや理解を得なければたいてい行き詰まります。仲間を見つけましょう!)
そんな流れで、忙しい生活にかまけてつい「言ってもわからないから」という気持ちが心のどこかにあって、意思を確かめるという行為を省いて日々過ごしてしまいます。
いざ確かめるとなれば大変だからです。
いろいろな方法で、時間をかけてやらなくてはなりません。
相当忍耐の要ることです。
はっきり言って、難しいです・・・。
だから子ども自身も、自分の意思を表す機会がなかなか得られないままでいるんです。
でも!!時代が少しずつ変わっているんですね。
「自分の意思を伝え、わかってもらえる」ことはどんなに嬉しいでしょう。
こうやってニュースにもなり、社会にも少しずつ知ってくれる人が増え、知った人がまた誰かに伝えてくれて・・・
そして理解者、協力者が増えてくれるでしょう。
大きな期待をしています。
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