バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

生活習慣病の原因となる小胞体ストレスを緩和するしくみ

2018年02月27日 | 医療 医薬 健康

~Nrf2システムの活性化~
プレスリリース 掲載日:2018.02.27
筑波大学
国立大学法人筑波大学 医学医療系 小林麻己人講師らの研究グループは、ヒト糖鎖形成異常症の原因遺伝子PMM2の突然変異ゼブラフィッシュを単離解析し、酸化ストレスや発がん物質の消去に機能するNrf2システムが小胞体ストレスで活性化されることを動物レベルで実証しました。
https://research-er.jp/articles/view/68327

1週間前のキツめの運動が脳に効く!

2018年02月27日 | 医療 医薬 健康
―認知機能を標的としたスポーツコンディショニング法の確立に光明―

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2018.02.27
筑波大学

国立大学法人筑波大学体育系 松井崇助教、征矢茉莉子(大学院生)、麻見直美准教授、征矢英昭 教授らの研究グループは、運動と高糖質食を組み合わせることで筋グリコーゲン注1量を高め、持久性能力向上に資するグリコーゲンローディング(Glycogen Loading;GL)注2が、筋だけでなく、学習・記憶能(認知機能)を担う脳部位である海馬のグリコーゲン量をも増加させることを初めて明らかにしました。

https://research-er.jp/articles/view/68343

病原菌における抗菌ガス分解酵素の新機能

2018年02月27日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

理化学研究所 2018年2月27日
兵庫県立大学

-キノール依存型NORは ATP合成につながる膜電位を形成する-

理化学研究所(理研)放射光科学総合研究センター城生体金属科学研究室のデヴィッド・ヤング国際プログラム・アソシエイト(研究当時)、城宜嗣主任研究員(研究当時、現兵庫県立大学大学院生命理学研究科教授)、當舎武彦専任研究員(研究当時)らの国際共同研究グループ※は、髄膜炎菌[1]が持つ抗菌ガスの一酸化窒素(NO)[2]の分解酵素がNOを分解するに伴い、生命エネルギーのアデノシン三リン酸(ATP)[3]の合成につながる膜電位[4]の形成を引き起こすことを発見しました。

http://www.riken.jp/pr/press/2018/20180227_1/

ポリヒドロキシフェノール及びP−セレクチン結合におけるそれらの使用

2018年02月27日 | 創薬 生化学 薬理学

出願人: アステラス製薬株式会社
発明者: ビーセン エリック アンナ レオナルデュス, アッペルドールン シャンタル カタリナ マリア, ボネフォイ アルノー, ファン ベルケル テオドルス ヨセフュス コーネイリス, カイペル ヨハン, ワイラエール マルク フロリモン

出願 2006-508165 (2004/05/07) 公開 2006-527169 (2006/11/30)

【要約】ガロイルペプチドの非ペプチド模倣体であるポリヒドロキシフェノール、及び没食子酸提供成分を用いて没食子酸誘導体を製造する方法とともにポリヒドロキシフェノール含有医薬組成物及び栄養薬組成物が提供される。医薬としてのポリヒドロキシフェノールの使用、及び特に、P=セレクチンが中心的に関与する疾患若しくは症状の予防、治療又は診断のための医薬の製造のためのポリヒドロキシフェノールの使用が提供される。同化合物はまた、P=セレクチン発現細胞又は発現組織を狙い撃ちするツールとして、組成物(前記組成物は賦形剤中に更なる活性化合物を含む)中で用いることができる。

http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2006527169/

染色体に異常・トリソミーの赤ちゃん

2018年02月27日 | からだと遺伝子
染色体に異常・トリソミーの赤ちゃん、クラス分けで「手術はタブー」…見捨てられた命
2/25(日) 7:12配信 読売新聞(yomiDr)
小児外科医 松永正訓

 私が研修医1年目だった頃の話ですから、今から30年前です。小児外科病棟の新生児室に、生まれたての 臍帯(さいたい) ヘルニアの赤ちゃんが搬送されてきました。臍帯ヘルニアとは、臍帯(おおまかに言うと、 臍(へそ) の緒の中)に腸や肝臓が飛び出る先天奇形です。搬送されてきた赤ちゃんのお臍の部分には、大人の拳くらいの大きさの羊膜に包まれた腸が飛び出ていました。私たちは大急ぎで赤ちゃんを手術室に運び、手術に臨みました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180225-00010000-yomidr-sctch

鞭毛細菌に対する免疫応答を強化する組成物および方法

2018年02月27日 | 医療 医薬 健康
出願人: ザ ボード オブ トラスティーズ オブ ザ ユニバーシティ オブ アーカンソー ザ テキサス エイ・アンド・エム ユニヴァーシティ システム
発明者: ボチェ ウォルター, ハージス ビリー, ベルグマン リュック, クウォン ユン ミン, コール キンバリー, コックス マンディー, レイトン シェリル

出願 2010-532246 (2008/10/30) 公開 2011-502165 (2011/01/20)

【要約】fliCおよびCD154ポリペプチドを含むワクチン並びにfliCポリペプチドを含むサルモネラ・エンテリティディスワクチンが提供される。さらに、鞭毛細菌に対する免疫応答を強化する方法および鞭毛細菌による感染に付随する罹病性を低下させる方法もまた提供される。http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2011502165/

血球分析方法、血球分析装置およびプログラム

2018年02月27日 | 癌 ガン がん 腫瘍
出願人: シスメックス株式会社
発明者: 木村 考伸, 内橋 欣也

出願 2012-258004 (2012/11/26) 公開 2014-106059 (2014/06/09)

【要約】【課題】簡便に腫瘍性のリンパ球を検出し、正常な白血球に対する分類および計数の精度を向上させることが可能な血球分析方法、血球分析装置およびプログラムを提供する。【解決手段】血球分析方法は、検体に含まれる赤血球を溶血させ、白血球の核酸を蛍光染色するために、検体と試薬とを混合し白血球分類用の測定試料を調製する調製工程と、調製された測定試料をフローセルに流し、測定試料中の各血球から発せられた蛍光および角度の異なる2種類の散乱光を検出し、蛍光信号と2種類の散乱光信号を取得する検出工程と、取得された蛍光信号および2種類の散乱光信号に基づいて、蛍光と2種類の散乱光とに関する少なくとも3種のパラメータによる解析を実行することにより、腫瘍性リンパ球を検出するとともに、白血球を少なくとも4つに分類する分類工程と、を有する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2014106059/

アンセリンおよびカルノシンの定量のための簡単で迅速なHPLC法

2018年02月27日 | 診断 分析 検査 予防 実験動物
動物抽出物中のヒスチジン含有ジペプチド、アンセリンおよびカルノシンの定量のための簡単で迅速なHPLC法

柳井信也、塩谷重信、水野正行、鍋谷博、中島光俊

日本食品化学工業 第51巻(2004年)第2号87-91年
リリース:2009年2月19日
DOI https://doi.org/10.3136/nskkk.51.87