バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

抗がん剤アバスチン 副作用で2人死亡

2013年11月30日 | 医療 医薬 健康
 厚生労働省は28日、抗がん剤「アバスチン」を使った患者2人が血小板が減り内出血しやすくなる「血栓性血小板減少性紫斑病」で、死亡したと発表した。

 同省は「薬との因果関係は否定できない」として製造販売元の中外製薬に指示して、薬の添付文書の副作用欄に血液異常への注意を促す記述が加わった。

 アバスチンは進行した大腸がんや肺がんなどの治療薬。年間推定4万3000人が使用している。

 2人は大腸がん患者で、いずれも2011年に死亡した。1人は投与終了から21日後に下血が起き翌日に、もう1人は投与終了から29日後に鼻血が出てその1か月後に亡くなった。
2013年11月29日 読売新聞

日本人1000人の遺伝情報解読

2013年11月30日 | からだと遺伝子
東北大学は、日本人1000人の遺伝情報を解読したところ、個人個人で遺伝子の配列が異なる場所が、新たに1500万か所見つかったと発表しました。

これは、日本人の遺伝情報の解読を進めている東北大学の東北メディカル・メガバンク機構が29日、発表したものです。
機構では、東北地方に住む20代から70代の男女1000人から血液の提供を受け、生命の設計図とも言われるヒトの遺伝情報を解読しました。NHK News web.,2013年11月29日

白血病患者の不妊治療を支援

2013年11月30日 | 医療 医薬 健康
13時38分

白血病患者の不妊治療を支援
抗がん剤治療などによる影響で、子どもが望めなくなるおそれがある白血病の女性患者が、治療の前後に不妊治療を受ける際の医療費を支援しようと、NPOなどが基金を設立しました。

基金を設立したのは、白血病の患者を支援しているNPO「全国骨髄バンク推進連絡協議会」などです。NHK News web.,2013年11月29日

プロバイオティクスの花粉症への効果に期待

2013年11月30日 | 医療 医薬 健康
 プロバイオティクス飲料を毎日飲み続けた花粉症患者では、アレルゲンに対する鼻腔内側細胞の反応に変化が見られたという。
報告を行ったのは、イギリスの食品研究所とイースト・アングリア大学の共同研究チーム。アレルゲンに対する細胞の反応に変化が見られた一方で、花粉症の症状自体は変化しなかったことも明らかにした。LINK de DIET.,2013.11.27

武田薬品に外国人社長 英製薬大手からヘッドハント

2013年11月30日 | NEWSクリッピング

 国内製薬最大手の武田薬品工業は30日、長谷川閑史(やすちか)社長(67)が会長となり、後任の社長含みで英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)のクリストフ・ウェバー氏(47)を迎えると発表した。日本の大手企業では異例のヘッドハントで、経営体制も社員の意識もグローバル化をはかる。共同通信47News.,2013年11月30日


英国、来年4月より 中国漢方薬の販売を全面禁止

2013年11月29日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
 英国医薬品医療製品規制庁(MHRA)はこのほど、国民がより安全に植物薬を購入・使用できるよう支援するため、2014年4月30日より、認可を受けていない植物薬の販売を全面的に禁止する方針を明らかにした。現時点で、英国国内で認可を受けている漢方薬は皆無であることから、来年4月30日以降、英国市場で流通している漢方薬は全て姿を消し、英国の消費者は、国内市場の正規ルートを通じて漢方薬を入手することができなくなる。英国僑報が伝えた。「人民網日本語版」2013年11月29日


バナナで花粉症軽減?=毎日摂取でくしゃみ改善-筑波大

2013年11月29日 | 健康・栄養機能性成分
 筑波大の研究チームは29日、スギ花粉症の患者がバナナを継続的に食べると、くしゃみなどの自覚症状が一部改善されたとする臨床研究の結果を発表した。
 谷中昭典教授らは2010年、花粉症のマウスを使った実験で、3週間バナナを摂食させたグループでは、アレルギー反応を引き起こすIgE抗体などが減少していることを発見した。時事ドットコム.,2013-11-29

C型肝炎ウイルス(HCV)が肝線維化を進行させるメカニズムを解明

2013年11月29日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
独立行政法人理化学研究所
-ウイルスタンパク質が宿主タンパク質に代わり線維化シグナルを活性化-
ポイント
HCVのNS3プロテアーゼが宿主のTGF-βと同じ役割を果たす
NS3プロテアーゼとTGF-β受容体との結合を中和する抗体が肝線維化を抑制
肝線維症の発症メカニズムの理解や、新しい診断法、治療・予防法の開発に貢献
理研 プレスリリース 2013年11月27日

アフリカ西部で発見の「組み換え型」HIV、短期間でエイズ発症

2013年11月29日 | 医療 医薬 健康
アフリカ西部で発見された、より悪性度の高い新型のヒト免疫不全ウイルス(HIV)株では、天性免疫不全症候群(AIDS、エイズ)への進行が従来よりも著しく速いとする、スウェーデン・ルンド大学(Lund University)の研究者らによる調査結果が、28日の英感染症専門誌「Journal of Infectious Diseases」で発表された。 AFP BB News.,2013年11月29日

環境と遺伝子の間:あなたのエピジェネティクスは常に変化している

2013年11月28日 | からだと遺伝子
「遺伝だから」とダイエットをあきらめてしまったことはないだろうか? 親から受け継いだものは仕方ないと、わたしたちはさまざまなものをあきらめがちだ。一方で、実際に生活をしていると、環境などの後天的な要因が遺伝子を超越することがある気がしなくもないのも事実だ。わたしたちは、遺伝子を超えることはできないのだろうか? その答えが「エピジェネティクス」だ。goo news.,2013.11.28