バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

抗腫瘍剤として有用な物質及びそのスクリーニング方法

2012年05月31日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2009-181530 出願日 : 2009年8月4日
公開番号 : 特許公開2011-32236 公開日 : 2011年2月17日
出願人 : 大日本住友製薬株式会社 外1名 発明者 : 樋田 京子 外6名
発明の名称 : 腫瘍血管新生阻害剤

【課題】抗腫瘍剤として有用な物質及びそのスクリーニング方法等を提供する。
【解決手段】GSDMDの発現または機能を抑制する物質、具体的には、GSDMDをコードする遺伝子の転写産物に対するアンチセンス核酸、リボザイム核酸もしくはRNAi活性を有する核酸、又はGSDMDと結合する抗体等を有効成分として含有する、抗腫瘍剤、詳しくは血管新生阻害剤;及び、GSDMDをコードする遺伝子もしくはGSDMDの発現量を低下させる化合物を選択することを特徴とする、血管新生阻害剤のスクリーニング方法。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


ラクトバチルス・プランタラムの菌体又は培養物を有効成分とするインスリン抵抗性改善剤

2012年05月31日 | 腸内細菌 プロバイオティクス

出願番号 : 特許出願2009-209509 出願日 : 2009年9月10日
公開番号 : 特許公開2011-57622 公開日 : 2011年3月24日
出願人 : 国立大学法人北海道大学 外1名 発明者 : 園 山 慶 外2名

【課題】植物性乳酸菌株の菌体または培養物を少量摂取することによりインスリン抵抗性を改善し得る新規なインスリン抵抗性改善剤ならびにそのようなインスリン抵抗性改善作用を有する食品および医薬を提供する。
【解決手段】微工研菌寄第11550号(FERM P-11550)として寄託されているラクトバチルス・プランタラムNo.14株の菌体又は培養物を有効成分とすることを特徴とするインスリン抵抗性改善剤。
上記のインスリン抵抗性改善剤を含有することを特徴とする食品。
上記のインスリン抵抗性改善剤を含有することを特徴とするインスリン抵抗性改善薬。
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粥状硬化性動脈硬化のマーカー因子と用途

2012年05月31日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2009-208639 出願日 : 2009年9月9日
公開番号 : 特許公開2011-58949 公開日 : 2011年3月24日
出願人 : 株式会社日立製作所 外1名 発明者 : 久下 裕司 外3名

【課題】粥状硬化性動脈硬化は脳梗塞や心筋梗塞を誘発するため、その早期発見と進行予測を可能にするマーカー(因子)と、当該マーカーを指標とする粥状硬化性動脈硬化の診断または予測方法、ならびに予防または治療効果の評価方法が求められていた。
【解決手段】本発明は、ヒトを含む被験動物より採取した試料中のCD166(ALCAM)を検出することを特徴とする、粥状硬化性動脈硬化の診断または予測方法、化合物による粥状硬化性動脈硬化の予防または治療効果の評価方法、ならびにそのためのキットおよび装置を提供する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

ルテインを強化(添加)した乳を有効成分として含有する身体活動促進剤

2012年05月31日 | 健康・栄養機能性成分

出願番号 : 特許出願2009-216482 出願日 : 2009年9月18日
公開番号 : 特許公開2011-63552 公開日 : 2011年3月31日
出願人 : 国立大学法人北海道大学 外1名 発明者 : 松本 恵 外4名
発明の名称 : 身体活動促進剤

【課題】本発明は、高活性で安全に摂取できる身体活動促進剤を提供することを目的とする。
【解決手段】ルテインを強化(添加)した乳を有効成分として含有する身体活動促進剤、より具体的には、ルテインを200μg以上/kgで含有する乳を有効成分とする身体活動促進剤により、前記の課題は解決される。この身体活動促進剤は、生体の身体活動を促進して、身体活動量を増加させることから、生活習慣病の予防剤や治療剤に適用できる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

野生型タナチンより優れた抗菌活性を有し、かつ安価に生産できるタナチン誘導体

2012年05月31日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2009-230312 出願日 : 2009年10月2日
公開番号 : 特許公開2011-72294 公開日 : 2011年4月14日
出願人 : 国立大学法人北海道大学 発明者 : 田口 精一 外1名
発明の名称 : 新規抗菌ペプチド

【課題】 本発明は、野生型タナチンより優れた抗菌活性を有し、かつ安価に生産できるタナチン誘導体を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明の抗菌ペプチドは、天然アミノ酸のみから構成されているため、遺伝子組み換え技術を利用して、安価に生産することができ、さらに野生型タナチンと比べて高い抗菌活性を示すことから、広く抗菌剤として利用することができる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


軟骨細胞再分化誘導用基材およびこれを用いた軟骨細胞の製造方法

2012年05月31日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2009-226157 出願日 : 2009年9月30日
公開番号 : 特許公開2011-72241 公開日 : 2011年4月14日
出願人 : 国立大学法人北海道大学 発明者 : グン 剣萍 外1名

【課題】 軟骨細胞が脱分化して得られる脱分化型軟骨細胞を軟骨細胞へ再分化誘導する軟骨細胞再分化誘導用基材および脱分化型軟骨細胞を軟骨細胞へ再分化誘導する因子を添加せずにこれを用いた軟骨細胞の製造方法を提供する。
【解決手段】 軟骨細胞が脱分化して得られる脱分化型軟骨細胞を軟骨細胞へ再分化誘導する軟骨細胞再分化誘導用基材であって、「(a)電荷を有する繰り返し単位からなる第一網目構造および電気的に中性な繰り返し単位からなる第二網目構造を有する相互侵入網目構造ハイドロゲル」、「(b)構成高分子の繰り返し単位総数に対し電荷を有する繰り返し単位数の割合が20%以下であり、かつ(a)を除くハイドロゲル」、「(c)(a)および(b)を除く電気的に中性なゲル」の、以上(a)、(b)および(c)から選ばれる1または2以上のゲルからなる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

アメフラシ由来マンナナーゼ

2012年05月31日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2010-70368 出願日 : 2010年3月25日
公開番号 : 特許公開2011-83275 公開日 : 2011年4月28日
出願人 : 国立大学法人北海道大学 外1名 発明者 : 尾島 孝男

【課題】酸性条件においても安定して高い酵素活性を示す新規なマンナナーゼを提供すること。
【解決手段】
アメフラシに由来し、下記の(a)~(c)の理化学的性質を有するマンナナーゼ。
(a) 作用:ガラクトマンナン及びグルコマンナンを分解して、還元糖を遊離する
(b) 基質特異性:ロカストビーンガム、タラガム、グアガム及びグルコマンナンを分解する
(c) 至適pH:pH2.0~7.5(最適pH:pH3.0~7.0)
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ApoE-containingHDL中コレステロールの測定方法

2012年05月31日 | 診断 分析 検査 予防 実験動物

出願番号 : 特許出願2009-245476 出願日 : 2009年10月26日
公開番号 : 特許公開2011-87543 公開日 : 2011年5月6日
出願人 : デンカ生研株式会社 外1名 発明者 : 伊藤 康樹 外1名

【課題】全HDL-C並びにApoE-containing HDL-C及びApoE-deficient HDL-CのHDL亜分画中のコレステロールを別々に又は同時に定量する方法の提供。
【解決手段】被検試料中に、ApoE-containing HDL反応率/ApoE-deficient HDL反応率比が0.7以上1.3未満である界面活性剤、ApoE-containing HDL反応率/ApoE-deficient HDL反応率比が0.7未満である界面活性剤及びApoE-containing HDL反応率/ApoE-deficient HDL反応率比が1.3以上の界面活性剤からなる群から選択される界面活性剤を加え、コレステロールエステラーゼ及びコレステロールオキシダーゼを作用させ、発生した過酸化水素を定量することによりApoE-containing HDLのコレステロールをApoE-deficient HDL中のコレステロールを酵素的に分別定量する方法。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

光活性化生理機能センサータンパク質

2012年05月31日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸

出願番号 : 特許出願2010-226953 出願日 : 2010年10月6日
公開番号 : 特許公開2011-97930 公開日 : 2011年5月19日
出願人 : 国立大学法人北海道大学 発明者 : 永井 健治 外1名

【課題】FRETによりCa2+等生体物質の濃度変化を蛍光強度変化として観測することのできるタンパク質および生体物質濃度の測定法を提供する。
【解決手段】生体物質結合性リンカーの両末端にFRETのドナー分子とFRETのアクセプター分子を結合したキメラタンパク質であって、前記ドナー分子が光活性化蛍光タンパク質であり、前記アクセプター分子が色素タンパク質或いは弱蛍光タンパク質であり、前記生体物質結合性リンカーは、生体物質と結合することでFRETを誘導することができる、キメラタンパク質。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

高分子化合物またはその複合体の細胞透過性評価装置

2012年05月31日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2009-275877 出願日 : 2009年12月3日
公開番号 : 特許公開2011-115097 公開日 : 2011年6月16日
出願人 : 国立大学法人北海道大学 外1名 発明者 : 原島 秀吉 外3名
発明の名称 : 高分子化合物またはその複合体の細胞透過性評価装置およびその細胞透過性評価方法

【課題】 高分子化合物またはその複合体の細胞透過性を簡便かつより正確に評価する装置および高分子化合物またはその複合体の細胞透過性を簡便かつより正確に評価する方法を提供する。
【解決手段】 高分子化合物またはその複合体の細胞透過性を評価する装置であって、高分子化合物またはその複合体を投入する第1領域部と、この第1領域部に隣接されており当該第1領域部から透過される高分子化合物またはその複合体を収容する第2領域部と、第1領域部と第2領域部との境界上に配置された透過性基材とを有しており、透過性基材は、ゼラチンを用いた電界紡糸法により作製された繊維で構成されているとともに、第1領域部側の片面に密着結合した単層細胞を形成可能であって高分子化合物またはその複合体を透過可能に構成されている。ekouhou 特許公開・明細書(全文)