バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

組換え水痘帯状疱疹ウイルス、およびその製造方法

2010年02月27日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
国際出願番号 : PCT/JP2005/021616 国際出願日 : 2005年11月24日
国際公開番号 : WO2007/060725 国際公開日 : 2007年5月31日
出願人 : 財団法人阪大微生物病研究会 外1名 発明者 : 森 康子 外5名

発明の名称 : 組換え多価ワクチン

 組換え水痘帯状疱疹ウイルス、およびその製造方法、ならびに組換え水痘帯状疱疹ウイルスを含む薬学的組成物を提供すること、さらに、水痘帯状疱疹ウイルスゲノム遺伝子の特定の遺伝子にBACベクター配列を含むベクター、およびそのようなベクターを含む細胞、ならびに水痘帯状疱疹ウイルスゲノムと相同組換えし得るフラグメント、およびBACベクター配列を含む核酸カセット、ならびに多価ワクチンを提供することが課題である。
特定のウイルス遺伝子にBACベクター配列挿入した組換え水痘帯状疱疹ウイルス製造方法を開発することによって上記課題を解決した。明細書pdf >> かんたん特許検索

国際出願番号 : PCT/JP2005/003652 国際出願日 : 2005年3月3日
国際公開番号 : WO2005/085445 国際公開日 : 2005年9月15日
出願人 : 財団法人阪大微生物病研究会 発明者 : 長池 和宏 外4名

発明の名称 : 組換え水痘帯状疱疹ウイルス

組換え水痘帯状疱疹ウイルス、およびその製造方法、ならびに組換え水痘帯状疱疹ウイルスを含む薬学的組成物を提供すること、さらに、水痘帯状疱疹ウイルスゲノム遺伝子とBACベクター配列とを含むベクター、およびそのようなベクターを含む細胞、ならびに水痘帯状疱疹ウイルスゲノムと相同組換えし得るフラグメント、およびBACベクター配列を含む核酸カセットを提供することが課題である。
BACベクター配列を用いる組換え水痘帯状疱疹ウイルス製造方法を開発することによって上記課題を解決した。 明細書pdf >> かんたん特許検索


特殊な酵素や配列を必要としない汎用性ある染色体改変方法

2010年02月27日 | 細胞と再生医療
国際出願番号 : PCT/JP2006/323852 国際出願日 : 2006年11月29日
国際公開番号 : WO2007/063919 国際公開日 : 2007年6月7日
出願人 : 旭硝子株式会社 発明者 : 平島 匡太郎 外2名

発明の名称 : 染色体改変方法

特殊な酵素や配列を必要としない汎用性ある染色体改変方法、及び細胞の増殖に必須の遺伝子を判定する方法を提供する。
まず、ネガティブセレクションできる選択マーカー遺伝子(B)を標的DNA領域(X)の上流または下流に組み込み、かつこの選択マーカー遺伝子(B)と標的DNA領域(X)とを重複配列で挟む。より好ましくは、配列(A’)[標的DNA領域の下流に存在する特定配列(A)と実質的に同一の配列]と上記選択マーカー遺伝子(B)とを有するDNA断片を作成し、そのDNA断片を標的DNA領域(X)の上流に組み込む。次いで相同組換えとネガティヴセレクションを行うことにより、容易に上記標的DNA領域(X)を染色体中から除去できる。また、上記作用後に標的DNA領域(X)が染色体中に存在しない場合は、その培養条件下で細胞増殖に必須な遺伝子が標的DNA領域(X)中に含まれないと判定できる。明細書pdf >> かんたん特許検索


遺伝子増幅法

2010年02月27日 | 医療 医薬 健康
国際出願番号 : PCT/JP2006/314168 国際出願日 : 2006年7月18日
国際公開番号 : WO2007/060764 国際公開日 : 2007年5月31日
出願人 : 大学共同利用機関法人自然科学研究機構 発明者 : 堀内 嵩 外1名

【課題】 高速で遺伝子を増幅するために特別に構成された2本鎖DNA及びこれを用いた遺伝子増幅法並びにたんぱく質の合成法を提供する。
【解決手段】 本発明の増幅系はdouble rolling-circle replication(DRCR)と呼ばれる複製反応を効率よく誘導するためにCre-lox系などの部位特異的組換え酵素及びその標的配列を利用した。図2(a)に示す構造の複製ユニットを動物細胞等の細胞内に構築し、複製フォークが一対の標的配列(lox配列)間を進行する際に部位特異的組換え酵素(Cre)により起こる組換えを利用して、DRCR誘導を起こす。 明細書pdf >> かんたん特許検索

細胞の大きさおよび/または細胞周期を調節する方法

2010年02月27日 | 細胞と再生医療
国際出願番号 : PCT/JP2006/323249 国際出願日 : 2006年11月21日
国際公開番号 : WO2007/072645 国際公開日 : 2007年6月28日
出願人 : 茶野 徳宏 外1名 発明者 : 茶野 徳宏

本発明において、RB1CC1はmTORおよびRB1経路のクロストークに必要であり、特に神経、筋細胞において細胞周期の進行を伴わない大型サイズの細胞表現型に貢献していることを見出した。この知見に基づき、RB1CC1の発現量を制御することを特徴とする、細胞、組織の大きさおよび/または細胞周期を調節する方法、RB1CC1の細胞、組織の大きさおよび/または細胞周期の調節機能を促進または抑制する化合物、RB1CC1の発現量を促進または抑制する化合物のスクリーニング方法を提供する。これらの方法および化合物は、各種動物由来の神経、筋、骨、等組織の構築維持、改善にも適用できる。 明細書pdf >> かんたん特許検索

抗ILT7抗体

2010年02月27日 | 医療 医薬 健康
国際出願番号 : PCT/JP2006/325391 国際出願日 : 2006年12月20日
国際公開番号 : WO2007/072866 国際公開日 : 2007年6月28日
出願人 : SBIバイオテック株式会社 発明者 : 鴨川 由美子 外3名

 ILT7と会合する細胞膜蛋白質とを共発現させた動物細胞を免疫原として、IPCに結合する抗体を得た。本発明の抗体は、他のILTファミリー分子とILT7とを免疫学的に識別できる高度な特異性を有する。本発明の抗ILT7抗体は、IPCに結合するとともに、その活性を抑制した。本発明の抗ILT7抗体によってIPCの活性を抑制し、インターフェロンが関与する疾患を治療あるいは予防することができる。ILT7の発現は、IFNα存在下のIPCにおいても維持される。そのため、IFNαの産生が亢進している自己免疫疾患の患者においても、抗ILT7抗体によるIPCの活性抑制作用が期待できる。明細書pdf >> かんたん特許検索


生体形状を含んだ三次元組織の培養方法

2010年02月27日 | 細胞と再生医療
国際出願番号 : PCT/JP2005/023735 国際出願日 : 2005年12月26日
国際公開番号 : WO2007/074500 国際公開日 : 2007年7月5日
出願人 : 国立大学法人大阪大学 外1名 発明者 : 中田 研 外1名

生体内の組織に近似した形状や状態で組織を培養することができる生体形状を含んだ三次元組織の培養方法を提供する。
(a1)病変部位あるいは移植する予定の周囲組織の画像を撮影により得る工程
(b1)前記撮影した病変部位あるいは移植する予定の周囲組織の画像情報から当該部位の三次元生体形状データを作製する工程
(c1)前記三次元生体形状データに基づいて鋳型を作製する工程
(d1)前記鋳型を用いて三次元生体形状をもつ足場を作製する工程
(e1)前記足場に細胞を導入して三次元生体形状をもつ組織を作成する工程
(f1)前記組織を培養する工程
からなる生体形状を含んだ三次元組織の培養方法。明細書pdf >> かんたん特許検索


ヒトiPS細胞由来の機能的な間葉系幹細胞がマウスにおいて肢虚血を軽減する

2010年02月27日 | 細胞と再生医療
香港大学のQizhou Lian、Hung-Fat Tseらのグループにより、ヒトiPS細胞から分化誘導した機能的な間葉系幹細胞を重症後肢虚血のマウスに移植し、症状の軽減および血管・筋新生の促進を確認したという論文が発表されました。再生医療が描く未来 -iPS細胞とES細胞-2010-02-26

大腸菌シグナル配列を用いて抗体断片を分泌する発現ベクター及び抗体断片の大量生産方法

2010年02月27日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-535264 出願日 : 2004年10月14日
公表番号 : 特許公表2007-508032 公表日 : 2007年4月5日
出願人 : ハンミ ファーム. シーオー., エルティーディー. 発明者 : ジュン、スン・ユブ 外3名

【課題】 本発明の目的は、大腸菌シグナル配列を用いて抗体断片を抗原-結合親和力を有する水溶性異型接合体形態で過剰発現させ得る組換え発現ベクター及び前記発現ベクターにより形質転換された微生物を提供することである。
【解決手段】 大腸菌耐熱性エンテロトキシンシグナル配列変異体または大腸菌外膜タンパク質A(OmpA)シグナル配列に融合された抗体断片を水溶性異型接合体タンパク質の形態に発現・分泌させ得る組換え発現ベクターは、前記発現ベクターにより形質転換された微生物を培養し、前記形質転換体から培地内に分泌された抗体断片を回収することによって抗体断片の大量生産に有効である。 明細書pdf >> かんたん特許検索

インフルエンザウイルスベクターのパッケージングのためのシグナル

2010年02月27日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2009-238781 出願日 : 2009年10月15日
公開番号 : 特許公開2010-42023 公開日 : 2010年2月25日
出願人 : ウィスコンシン・アルムナイ・リサーチ・ファウンデーション 外1名 発明者 : 河岡 義裕

【課題】インフルエンザウイルスベクターのパッケージングのためのシグナルを提供すること。
【解決手段】インフルエンザウイルスベクターのパッケージング(組み込み)シグナル、ならびにこのシグナルを使用して、インフルエンザウイルスおよび外来核酸をウイルスおよび細胞に移し、維持する方法の提供。また、細胞において異種核酸セグメントを発現する方法を提供し、この方法は、組換えウイルスと接触させる工程、およびこの異種核酸セグメントにコードされる産物が細胞内で発現しているか否かを検出または決定する工程を、包含する。 明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB


出願番号 : 特許出願2008-315106 出願日 : 2008年12月10日
公開番号 : 特許公開2009-77734 公開日 : 2009年4月16日
出願人 : ウィスコンシン・アルムナイ・リサーチ・ファウンデーション 外1名 発明者 : 河岡 義裕

発明の名称 : インフルエンザウイルスベクターのパッケージングのためのシグナル

【課題】インフルエンザウイルスベクターのパッケージングのためのシグナルを提供すること。
【解決手段】本発明は、インフルエンザウイルスベクターのパッケージング(組み込み)シグナル、ならびにこのシグナルを使用して、インフルエンザウイルスおよび外来核酸をウイルスおよび細胞に移し、維持する方法を提供することを課題とする。本発明はまた、細胞において異種核酸セグメントを発現する方法を提供し、この方法は、細胞を請求項17の組換えウイルスと接触させる工程、およびこの異種核酸セグメントにコードされる産物が細胞内で発現しているか否かを検出または決定する工程を、包含する。 明細書pdf >> かんたん特許検索


出願番号 : 特許出願2003-568038 出願日 : 2003年2月12日
公表番号 : 特許公表2005-535288 公表日 : 2005年11月24日
出願人 : ウィスコンシン・アルムナイ・リサーチ・ファウンデーション 外1名 発明者 : 河岡 義裕
発明の名称 : インフルエンザウイルスベクターのパッケージングのためのシグナル

本発明は、インフルエンザウイルスベクターのパッケージング(組み込み)シグナル、ならびにこのシグナルを使用して、インフルエンザウイルスおよび外来核酸をウイルスおよび細胞に移し、維持する方法を提供する。本発明はまた、細胞において異種核酸セグメントを発現する方法を提供し、この方法は、細胞を請求項17の組換えウイルスと接触させる工程、およびこの異種核酸セグメントにコードされる産物が細胞内で発現しているか否かを検出または決定する工程を、包含する。明細書pdf >> かんたん特許検索

強毒の鳥インフル、吸入式新薬「有効」 第一三共が申請

2010年02月27日 | NEWSクリッピング
 感染患者の5割前後が死亡している高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1)に対して、国産の新しい抗ウイルス薬が治療や予防に効果が高いことがわかった。鳥インフルは次に世界的大流行(パンデミック)を起こす新型インフルに変異することも懸念されている。東京大医科学研究所の河岡義裕教授らによる動物実験で、26日付の米科学誌プロス・パソジェンズに発表する。 朝日新聞(Web版)2010年2月26日