バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

プロバイオティックを用いた、粘膜表面での細菌またはウイルス感染の免疫療法

2008年03月31日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
出願番号 : 特許出願2002-503305 出願日 : 2001年6月19日
公表番号 : 特許公表2003-535903 公表日 : 2003年12月2日
出願人 : ミューコプロテック・プロプライエタリー・リミテッド 発明者 : クランシー,ロバート 外4名

発明の名称 : プロバイオティックを用いた、粘膜表面での細菌またはウイルス感染の免疫療法または治療、およびそのための組成物

粘膜表面に関連する障害の療法的または予防的治療のための組成物および方法、並びに特に、非特異的粘膜免疫を、特に乳酸桿菌またはミコバクテリウム・バカイなどのプロバイオティックで増進することによる、粘膜部位での感染性障害の治療。

新規バクテリオシン

2008年03月31日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2002-149621 出願日 : 2002年5月23日
公開番号 : 特許公開2003-339377 公開日 : 2003年12月2日
出願人 : プリマハム株式会社 発明者 : 川本 伸一 外7名

発明の名称 : 新規バクテリオシン

【課題】 乳酸菌に由来し、人体内で容易に分解される抗菌物質であると共に、阻害する微生物の選択性が高く、安全性が高いと考えられる新規バクテリオシンを提供すること、及びそれを生成する菌株、その遺伝子、それに関与する遺伝子更には該バクテリオシン及び菌株の食品への用途を提供すること。
【解決手段】 エンテロコッカス・ファセウムにを対する抗菌活性を指標として、新規乳酸菌エンテロコッカス・ムンディティ7393株を分離し、該菌株から新規バクテリオシン、ムンディティシンKSを分離した。更に、該菌株のゲノム遺伝子から新規バクテリオシンの遺伝子、その耐性遺伝子、その細胞外排出遺伝子をクローニングした。該新規バクテリオシン、ムンディティシンKS及びエンテロコッカス・ムンディティ7393株を保存性食品の製造に用いた。

新規カルボニル還元酵素及びこれをコードする遺伝子

2008年03月31日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2003-74017 出願日 : 2003年3月18日
公開番号 : 特許公開2003-339387 公開日 : 2003年12月2日
出願人 : 三菱化学株式会社 外1名 発明者 : 平岡 宏敏 外2名

発明の名称 : 新規カルボニル還元酵素及びこれをコードする遺伝子、ならびにこれらを利用した光学活性アルコールの製造方法

【課題】 医薬、農薬等の中間体原料として産業上有用な化合物である光学活性アルコール類の製造方法を提供する。
【解決手段】 オガタエア(Ogataea)属微生物由来の新規カルボニル還元酵素とそれをコードするDNAを提供する。このカルボニル還元酵素を用いてケトンを還元し、光学活性アルコール、特に(E)-7-[2-シクロプロピル-4-(4-フルオロフェニル)-キノリン-3-イル]-3,5-ジヒドロキシ-ヘプト-6-エン酸エステル類を生産することが出来る。本発明によるカルボニル還元酵素は、活性と立体選択性に優れる。

生理活性物質NK33882LA、その製造法及び用途

2008年03月31日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2002-149372 出願日 : 2002年5月23日
公開番号 : 特許公開2003-342272 公開日 : 2003年12月3日
出願人 : 日本化薬株式会社 発明者 : 小田中 淳子 外2名

発明の名称 : 生理活性物質NK33882LA、その製造法及び用途

【課題】新規な抗腫瘍剤が要望されている。
【解決手段】下記式(1)



【化1】
で表わされる生理活性物質NK33882LAを提供する。さらに、該化合物またはそれらの薬理学上許容し得る塩および医薬用添加剤とからなる抗腫瘍剤を提供する。

光学活性3-ヒドロキシ-3-(2’-チエニル)プロピオン酸エステル誘導体

2008年03月31日 | ファインケミカル 中間体
出願番号 : 特許出願2002-317857 出願日 : 2002年10月31日
公開番号 : 特許公開2003-342275 公開日 : 2003年12月3日
出願人 : 三菱化学株式会社 発明者 : 川端 潤 外2名

発明の名称 : 光学活性3-ヒドロキシ-3-(2’-チエニル)プロピオン酸エステル誘導体の製造方法

【課題】 3-オキソ-3-(2’-チエニル)プロピオン酸エステル誘導体のカルボニル基を微生物を用いて立体選択的に還元し、光学活性3-ヒドロキシ-3-(2’-チエニル)プロピオン酸エステル誘導体を簡便に製造する方法を提供する。
【解決手段】 下記一般式(I)


(式中、R1は水素原子、置換されていてもよいアルキル基または置換されていてもよいアリール基を示し、R2、R3及びR4は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、ヒドロキシ基、置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいアリール基または置換されていてもよいアルコキシ基を示す)で表される化合物に、該化合物のカルボニル基を立体選択的に還元する能力を有する微生物の菌体、該菌体処理物及び/または培養液を作用させることを特徴とする、(R)-3-ヒドロキシ-3-(2’-チエニル)プロピオン酸エステル誘導体または(S)-3-ヒドロキシ-3-(2’-チエニル)プロピオン酸エステル誘導体の製造方法。

癌細胞の増殖を抑制する方法

2008年03月31日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2001-578474 出願日 : 2000年12月4日
公表番号 : 特許公表2003-534783 公表日 : 2003年11月25日
出願人 : キム、ジン・ウー 発明者 : キム、ジン・ウー

発明の名称 : ヒト子宮頸癌抑制タンパク質、そのタンパク質をコードするポリヌクレオチド、そのポリヌクレオチドで形質転換された細胞およびその発現ベクターを用いて癌細胞の増殖を抑制する方法

本発明は、配列番号:2のアミノ酸配列を有するヒト癌抑制タンパク質;その癌抑制タンパク質をコードするポリヌクレオチド;このポリヌクレオチドを含む発現ベクター;この発現ベクターで形質転換された微生物または動物細胞;癌細胞内にこの発現ベクターを導入してアポトーシスを誘導することを含む癌細胞の増殖抑制方法;および治療的有効量の前記ポリヌクレオチドおよび薬剤学的に許容され得る担体を含む癌の予防または治療用組成物を提供する。

日本脳炎ワクチンによる西ナイルウイルスの感染に対する交叉防御

2008年03月31日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2002-117980 出願日 : 2002年4月19日
公開番号 : 特許公開2003-313140 公開日 : 2003年11月6日
出願人 : 琉球大学長 発明者 : 只野 昌之 外8名

発明の名称 : 日本脳炎ワクチンによる西ナイルウイルスの感染に対する交叉防御

【課題】本発明はWNVの防御に有効なワクチンを提供するのみならず、通常のワクチン開発と比較して「迅速」、且つ「安価」な開発達成を目的とする。
【解決手段】日本脳炎ワクチンをWNV感染症の防御の目的で使用する。


高齢者や要介護者等への栄養補給の際に使用される栄養組成物

2008年03月31日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2003-15557 出願日 : 2003年1月24日
公開番号 : 特許公開2003-313142 公開日 : 2003年11月6日
出願人 : イーエヌ大塚製薬株式会社 外1名 発明者 : 中村 強

発明の名称 : 栄養組成物

【課題】通常食を摂取することが不可能な患者で、特に高齢者や要介護者等への栄養補給の際に使用される栄養的に優れた液状もしくは粉末栄養組成物の提供。
【解決手段】 栄養成分として、乳蛋白質、大豆蛋白質、脂質、食物繊維、オリゴ糖、カテキン類又はポリフェノール類、ビタミン、ミネラル、微量元素類を含有し、乳蛋白質/大豆蛋白質の重量比率が0/1~4/1であり、脂質中の構成脂肪酸組成がω3系脂肪酸3~20重量%及びω6系脂肪酸10~40重量%であり、且つω3系脂肪酸/ω6系脂肪酸の重量比率が1/6以上であり、水溶性食物繊維及び/又はオリゴ糖の含有量が全固形分あたり2~6重量%であり、カテキン類又はポリフェノール類の含有量が全固形分あたり0.1~2重量%であるように栄養組成物を調製する。

ステロールの5-エン-3-オン体又は3,6-ジオン体の製造方法

2008年03月31日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2004-207885 出願日 : 2004年7月14日
公開番号 : 特許公開2007-284348 公開日 : 2007年11月1日
出願人 : 有限会社テクノフローラ 外1名 発明者 : 鈴木 邦夫 外2名

発明の名称 : ステロールの5-エン-3-オン体又は3,6-ジオン体の製造方法、脂質代謝改善剤、飲食品及び動物用飼料の製造方法、並びに分析方法

【課題】 ステロールの5-エン-3-オン体又は3,6-ジオン体を収率よく合成することができる製造方法、並びに該ステロールの5-エン-3-オン体又は3,6-ジオン体を含有する脂質代謝改善剤、飲食品及び動物用飼料の製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明のステロールの5-エン-3-オン体又は3,6-ジオン体の製造方法は、コレステロールオキシダーゼ活性を示す微生物であるアルスロバクター属細菌を含む培養液を調製し、次いで、この培養液に等量のヘキサンを添加し、水層-炭化水素系溶媒層で構成される二層溶液を調製し、その後、基質であるステロール又はその誘導体を含有させて、30℃で2日間、コレステロールオキシダーゼによる反応を行い、次いでエタノールを添加して炭化水素系溶媒層を分離し、その後、真空乾燥機により乾固させて5-エン-3-オン体又は3,6-ジオン体を得ることを特徴とする。


「抗肥満、血糖降下作用を有するカンペステノン」を中心に扱う医薬品開発型ベンチャーを設立

2008年03月31日 | NEWSクリッピング
プレ・ベンチャー事業から、「抗肥満、血糖降下作用を有するカンペステノン」を中心に扱う医薬品開発型ベンチャーを設立
 科学技術振興事業団(理事長 沖村憲樹)では、平成11年度より大学等の研究成果をベンチャービジネスにつなげていくために起業化に向けた研究開発を行う新規事業志向型研究開発成果展開事業(プレ・ベンチャー事業)を実施してきました。
 この度、プレ・ベンチャー事業において平成11年度より開始しました研究開発課題「抗肥満・抗脂血症薬」の研究開発チーム(リーダー:鈴木邦夫 理化学研究所肥満・脂血症研究ユニット ユニットリーダー、サブリーダー:金子恭庸 科学技術振興事業団)メンバー及び理化学研究所の研究者等が、ベンチャー企業有限会社テクノフローラ(鈴木邦夫社長、本社:東京都中野区、資本金:300万円)を平成14年2月5日に設立しました。科学技術振興事業団報 第212号