医療処置が必要なその場での高度診断・治療への道を拓く
半導体微細加工技術を用いて、励起光源と一体化が可能なマイクロ蛍光検出センサを開発した。フルオレセインの検出限界濃度は7nMである。マイクロ流体電気泳動チップと組み合わせたコンパクトなデバイス(図1)で、高速、高感度、高分解能でDNA断片の分離・検出に成功した。この技術は、DNA、RNA、タンパク質、糖鎖などの高速分析用装置への発展も可能であり、医療処置が必要な「その場(Point-of-Care)」での高速バイオ分析に道を拓くものである。 産総研 TODAY(広報誌) > VOL.6 No.12
半導体微細加工技術を用いて、励起光源と一体化が可能なマイクロ蛍光検出センサを開発した。フルオレセインの検出限界濃度は7nMである。マイクロ流体電気泳動チップと組み合わせたコンパクトなデバイス(図1)で、高速、高感度、高分解能でDNA断片の分離・検出に成功した。この技術は、DNA、RNA、タンパク質、糖鎖などの高速分析用装置への発展も可能であり、医療処置が必要な「その場(Point-of-Care)」での高速バイオ分析に道を拓くものである。 産総研 TODAY(広報誌) > VOL.6 No.12