協和発酵キリンは核酸医薬品の開発戦略を見直す。従来は細胞内移行性を高めるために独自の脂質ナノ粒子(LNP)を薬物送達システム(DDS)に用いたsiRNA核酸医薬品の開発に注力してきたが、ヒトに安全に投与できる量が限られるという課題が見つかった。そのため、同社は開発方針を転換し、細胞表面受容体のリガンド分子をDDSに用いたリガンド修飾siRNA核酸医薬品の開発に集中することを決めた。既に有望なリガンド分子が見つかっており、早期に臨床段階入りできるよう準備を進めている。化学工業日報.,2018年02月15日
協和発酵キリンは核酸医薬品の開発戦略を見直す。従来は細胞内移行性を高めるために独自の脂質ナノ粒子(LNP)を薬物送達システム(DDS)に用いたsiRNA核酸医薬品の開発に注力してきたが、ヒトに安全に投与できる量が限られるという課題が見つかった。そのため、同社は開発方針を転換し、細胞表面受容体のリガンド分子をDDSに用いたリガンド修飾siRNA核酸医薬品の開発に集中することを決めた。既に有望なリガンド分子が見つかっており、早期に臨床段階入りできるよう準備を進めている。化学工業日報.,2018年02月15日