バイオの故里から

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ガリック酸から2-ピロン‐4,6-ジカルボン酸を生産するための遺伝子

2008年06月08日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2005-225008 出願日 : 2005年8月3日
公開番号 : 特許公開2007-37452 公開日 : 2007年2月15日
出願人 : 独立行政法人森林総合研究所 外2名 発明者 : 中村 雅哉 外6名

発明の名称 : ガリック酸から2-ピロン‐4,6-ジカルボン酸を生産するための遺伝子、その遺伝子等が導入された形質転換体及びその形質転換体を用いたガリック酸からの2-ピロン-4,6-ジカルボン酸の製造方法

【課題】 樹皮、茶殻等の農林産廃棄物中にタンニンやカテキンとの複合体として多量に存在するガリック酸から、工業原料として価値の高いPDCを高効率かつ低廉なコストの下に安定的に生産して市場に提供することで樹皮等の木質廃棄物や茶殻等のガリック酸を有する農林産廃棄物を新たなバイオマス資源として有効活用する。
【解決手段】 特定のアミノ酸配列を有する4-カルボキシ-2-ヒドロキシムコン酸シクロラーゼ酵素活性を有するタンパク質、このタンパク質に関連してこれをコードし特定の塩基配列を有する遺伝子を提供して、遺伝子組み換え微生物の作用によりガリック酸からPDCを安定的に高生産可能にして上記課題を解決しようとするものである。

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