バイオの故里から

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RNA単離用の方法と装置

2007年06月09日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2004-223037 出願日 : 2004年7月30日
公開番号 : 特許公開2005-151975 公開日 : 2005年6月16日
出願人 : アジレント・テクノロジーズ・インク 発明者 : クラウディア・エイ・ロビンス 外3名

発明の名称 : RNA単離用の方法と装置

【課題】核酸を単離するための装置及び方法が開示される。詳細には、細胞トータルRNAの単離について検討されている。さらに、有害な汚染物質を導入せず且つ比較的時間を要さず、生物学的サンプル内のゲノミックDNAを低減させる方法を提供する。
【解決手段】一実施形態では、サンプル内のRNAの完全性を維持しつつ、相当量のgDNAを除去する方法が開示される。この実施形態では、ガラスファイバー又はホウケイ酸ファイバーからなる少なくとも1つの層が充填されている予備濾過カラムが使用される。この実施形態では、組織/細胞溶解調製物が調製され、該調製物は予備濾過カラムに導入される。予備濾過カラム中をホモジェネートが通過する際、gDNAを含む細胞汚染物質はカラム内に残り、一方、流出物には部分的にtcRNAが含まれる。一態様では、サンプルに対してさらなる精製プロセス又は後段のプロセスを実施する前に、予備濾過カラムを使用することができる。

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