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iPSストック、来月にも作製開始=1号で日本人20%カバー-山中教授

2013年01月27日 | NEWSクリッピング
 ノーベル医学生理学賞を受賞した山中伸弥京都大教授(50)は27日、神戸市で開かれたシンポジウムで講演し、多くの人が使える人工多能性幹細胞(iPS細胞)をあらかじめ作っておき移植に備える「iPS細胞ストック」について、「来月早々にも1例目の作製を開始する」と話した。
 山中さんは「患者本人からiPS細胞を作ると半年かかる。1カ月以内の移植が必要な脊髄損傷などの場合、間に合わない」と指摘。特殊な免疫の型を持ち、他人に細胞を移植しても拒絶反応を引き起こしにくい人のiPS細胞を作り、保管しておく必要があると説明した。
 ストック第1号は最も多くの患者に使える型の人の協力を得る。日本人の20%に使えるという。山中さんは「来月早々にも採血し、臨床応用できるレベルのiPS細胞の作製を開始する予定だ」と語った。時事ドットコム.,2013/01/27


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