富士フイルムが豪医療ベンチャーに3億円出資 再生医療分野を強化、iPS細胞も活用へ
富士フイルムは5日、豪州の再生医療ベンチャー、サイナータ・セラピューティクスに300万ドル(約3億円)を出資すると発表した。サイナータの第三者割当増資を引き受け、10%強の株式を取得する見込み。サイナータから技術やノウハウを取得し、自社の再生医療製品の研究開発を加速させる。
サイナータは今年末から、骨髄移植や輸血を受けた後に起きる合併症「移植片対宿主病(GVHD)」の患者を対象に、再生医療製品の臨床試験を行う予定。試験では、富士フイルム子会社の米セルラー・ダイナミクス・インターナショナル(CDI)が提供したiPS細胞が使われる。 産経 SankeiBiz.2016.9.5
富士フイルムは5日、豪州の再生医療ベンチャー、サイナータ・セラピューティクスに300万ドル(約3億円)を出資すると発表した。サイナータの第三者割当増資を引き受け、10%強の株式を取得する見込み。サイナータから技術やノウハウを取得し、自社の再生医療製品の研究開発を加速させる。
サイナータは今年末から、骨髄移植や輸血を受けた後に起きる合併症「移植片対宿主病(GVHD)」の患者を対象に、再生医療製品の臨床試験を行う予定。試験では、富士フイルム子会社の米セルラー・ダイナミクス・インターナショナル(CDI)が提供したiPS細胞が使われる。 産経 SankeiBiz.2016.9.5