バイオの故里から

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人肌そっくりの人工皮膚開発、ロボットにいかが

2006年09月13日 | NEWSクリッピング
花王と慶応大学の前野隆司教授(ロボット工学)の研究グループが、触った感触が肌とそっくりの人工皮膚を開発した。 ロボットに“移植”すると親しみやすさが増すかもしれない。2006年9月12日 読売新聞

◇人工皮膚の製品化
 生きた細胞を組み込んだ最初の人工皮膚の販売が昨年始まった。2番手の製品も数カ月以内に登場する予定だ。開発担当者に,販売までの経緯を語ってもらった。 日経サイエンス

【参考資料】
出願番号 : 特許出願平4-112859 出願日 : 1992年5月1日
公開番号 : 特許公開平5-305131 公開日 : 1993年11月19日
出願人 : 花王株式会社 発明者 : 高橋 昭彦 外1名

発明の名称 : 角質細胞層の製造法

【構成】 皮膚組織から単離した角質層を、溶剤中でホモジナイズして角質細胞を分散させ、これを固体板上に積層した後乾燥させることを特徴とする角質細胞層の製造法。
【効果】 脂質を用いることなく角質細胞層を製造することができる。得られる角質細胞層は脂質を含まないため、角質細胞そのものについての脂質の影響を調べたり、合成脂質のスクリーニングに使用することができる。また、脂質を含まないで製造できることはもちろん、脂質を含浸せしめることもでき、いずれの角質細胞層も、種々の角質層モデルや創傷治療用人工皮膚等として有用である。

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