出願番号 : 特許出願2005-219811 出願日 : 2005年7月29日
公開番号 : 特許公開2007-29040 公開日 : 2007年2月8日
出願人 : 天野エンザイム株式会社 発明者 : 鶴喰 寿孝 外2名
発明の名称 : 新規なジグリコシダーゼ及びそれをコードする遺伝子
【課題】
安全性と酵素活性が高く耐熱性のある新規なジグリコシダーゼ及びそれをコードする遺伝子を提供すること。
【解決手段】以下の理化学的性質を有するペニシリウム(Penicillium)属の微生物が生産する新規なジグリコシダーゼ。(1)作用及び基質特異性;二糖配糖体に作用して該二糖配糖体より二糖単位の糖とアグリコンとを遊離する活性を有する。(2)至適pH;4.5付近である。(3)pH安定性;37℃、30分間の処理条件において、pH4.0~8.0の間で安定であり、pH4.0以下でも80%以上の活性が残存する。(4)至適温度;酢酸ナトリウム-酢酸緩衝液(pH5.5)中、60℃付近である。(5)熱安定性;酢酸ナトリウム-酢酸緩衝液(pH5.5)中、50℃以下で安定であり、60℃、40分処理においても45%の活性が残存する。(6)分子量;SDS-PAGEにより測定で40000±5000ダルトンである。(7)等電点;約pI4.3である。
公開番号 : 特許公開2007-29040 公開日 : 2007年2月8日
出願人 : 天野エンザイム株式会社 発明者 : 鶴喰 寿孝 外2名
発明の名称 : 新規なジグリコシダーゼ及びそれをコードする遺伝子
【課題】
安全性と酵素活性が高く耐熱性のある新規なジグリコシダーゼ及びそれをコードする遺伝子を提供すること。
【解決手段】以下の理化学的性質を有するペニシリウム(Penicillium)属の微生物が生産する新規なジグリコシダーゼ。(1)作用及び基質特異性;二糖配糖体に作用して該二糖配糖体より二糖単位の糖とアグリコンとを遊離する活性を有する。(2)至適pH;4.5付近である。(3)pH安定性;37℃、30分間の処理条件において、pH4.0~8.0の間で安定であり、pH4.0以下でも80%以上の活性が残存する。(4)至適温度;酢酸ナトリウム-酢酸緩衝液(pH5.5)中、60℃付近である。(5)熱安定性;酢酸ナトリウム-酢酸緩衝液(pH5.5)中、50℃以下で安定であり、60℃、40分処理においても45%の活性が残存する。(6)分子量;SDS-PAGEにより測定で40000±5000ダルトンである。(7)等電点;約pI4.3である。