水ニューロンと塩ニューロンの発見 ~口渇感と塩分欲求が生じる脳機構の解明~
日本の研究.com.,プレスリリース 掲載日:2017.01.04
基礎生物学研究所
私達の体液(血液や脳脊髄液)中の水分量やナトリウム濃度は、常に一定に保たれています(体液恒常性)。そのため体液状態は脳において常に監視されており、正常範囲を外れると、元に戻すように、水の欲求(口渇感)や塩分の欲求が生じたり、逆に抑えられたりします。しかし、そのメカニズムの詳細は、わかっていませんでした。基礎生物学研究所の大学院生の松田隆志、檜山武史助教、野田昌晴教授を中心とした研究グループは、こうした水と塩の欲求が脳弓下器官(SFO)に存在する2種類のニューロンによって担われていることを明らかにし、それぞれを水ニューロン、塩ニューロンと命名しました。
https://research-er.jp/articles/view/54086
日本の研究.com.,プレスリリース 掲載日:2017.01.04
基礎生物学研究所
私達の体液(血液や脳脊髄液)中の水分量やナトリウム濃度は、常に一定に保たれています(体液恒常性)。そのため体液状態は脳において常に監視されており、正常範囲を外れると、元に戻すように、水の欲求(口渇感)や塩分の欲求が生じたり、逆に抑えられたりします。しかし、そのメカニズムの詳細は、わかっていませんでした。基礎生物学研究所の大学院生の松田隆志、檜山武史助教、野田昌晴教授を中心とした研究グループは、こうした水と塩の欲求が脳弓下器官(SFO)に存在する2種類のニューロンによって担われていることを明らかにし、それぞれを水ニューロン、塩ニューロンと命名しました。
https://research-er.jp/articles/view/54086