大腸がん細胞はグルタミン代謝を利用して生存する! 大腸がんの診断・治療法に「代謝」の視点が加わることに期待
日本の研究.com.,プレスリリース 掲載日:2016.12.08
大阪大学
大阪大学大学院医学系研究科の今野雅允寄附講座助教(先進癌薬物療法開発学寄附講座)、石井秀始特任教授(常勤)(癌創薬プロファイリング学共同研究講座)、森正樹教授(消化器外科)らのグループは、大腸がん細胞はグルタミンを取り込んで、細胞の生存に必須な脂肪酸、タンパク質、核酸を産生し、増殖していることを明らかにしました(図1)。
今後、大腸がんに対して、グルタミン代謝など新たな視点を加えることにより、画期的な診断や治療法につながることが期待されます。
https://research-er.jp/articles/view/53296