バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

遺伝子改変に基づく生体防御システムの解明

2007年05月23日 | からだと遺伝子
Toll-like receptorファミリー:その役割とシグナル伝達

審良 静男(大阪大学微生物病研究所癌抑制遺伝子研究分野)
「生体防御のメカニズム」平成7年度採択課題終了シンポジウム 3-3

哺乳動物では、免疫反応を大きく自然免疫と獲得免疫にわけることができる。獲得免疫では、遺伝子再構成という方法で、B細胞やT細胞上に無数の個々に異なる抗原特異性をもつ受容体を作製し、あらゆる外来抗原に対処する。一方、従来まで自然免疫は、おもにマクロファージ、白血球などによる非特異的な貪食作用による外来異物や病原体の処理システムと考えられていた。しかしながら、この自然免疫にかかわる免疫細胞も、極めて特異的な受容体をもちいて微生物の侵入を認識していることが最近、あきらかになってきた。http://www.jstage.jst.go.jp/article/jst200213/1/0/1_3/_article/-char/ja/



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