バイオの故里から

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RNAの新規細胞内導入法の開発と応用

2007年05月13日 | 細胞と再生医療
作成者 岡山大学大槻高史
プロジェクト名称 P00041 産業技術研究助成事業

要約 CPPとしてTatペプチド、RBPとしてU1A蛋白質を挙げ、融合蛋白質TatU1Aを作製した。TatU1AとU1AsiRNA及びU1AshRNAの複合体が予想通り形成されること、細胞毒性を持たないこと、細胞内に自発的に侵入することを明らかにした。同様にTatEFTuによりアミノアシルtRNAを細胞内に導入可能であることを明らかにした。この方法の主な問題点は、細胞内にRNAが導入されても主にエンドソーム内に溜まってしまい、細胞質への導入効率が低いことである。この1つの解決法として、光照射の方法が有効だということを証明した。 NEDO平成17年度第2回採択産業技術研究助成事業 報告書バーコード 100009098


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