日清ファルマは3月20日、タマネギに多く含まれるタマネギアリインがテストステロンの低下抑制作用のメカニズムを明らかにしたほか、テストステロンの低下抑制が老化による性行動の減少の改善につながる可能性が示唆されたと発表した。
テストステロンは男性ホルモンの1つ。加齢によって低下することが以前から明らかになっており、低下が原因で抑鬱や筋力低下、疲労感、性機能低下といった症状が起こる症状を「男性更年期障害」と言う。タマネギアリインは、含硫アミノ酸のうちタマネギに多く含まれるイソアリイン、シクロアリイン、メチインの総称。テストステロンの低下抑制作用を持つ成分として2006年に東海大学が発見したが、これまでそのメカニズムはわかっていなかった。マイナビニュース 2014/03/20