バイオの故里から

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蠕虫性寄生生物由来の免疫賦活剤

2012年08月04日 | 創薬 生化学 薬理学

出願番号 : 特許出願2010-240882 出願日 : 2010年10月27日
公開番号 : 特許公開2012-92045 公開日 : 2012年5月17日
出願人 : 国立大学法人山口大学 発明者 : 森本 將弘

【課題】in vivoで強いTh2免疫賦活化を引き起こすTh2免疫賦活剤や該免疫賦活剤の製造方法を提供すること。
【解決手段】消化管蠕虫性寄生虫の一種であるニッポストロンジラス・ブラジリエンシス(Nippostrongylus brasiliensis)を超音波破砕処理した処理物と、界面活性剤の1つであるTritonX-114含有水溶液とを混合した後、水層と界面活性剤層との層分離処理を行う。かかる界面活性剤層を界面活性剤画分として抽出した界面活性剤画分からエタノール沈殿法によりTritonX-114を除去した脱界面活性剤抽出画分は、単回の経口投与によりTh2免疫賦活化の指標であるIgE量の増加、好酸球数の増加、又はIL-4発現量の増加作用を有する。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索

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