バイオの故里から

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脳腫瘍治療用発現ベクター

2016年09月22日 | 医療 医薬 健康
出願人: 国立大学法人浜松医科大学
発明者: 難波 宏樹

出願 2005-173196 (2005/06/14) 公開 2006-345726 (2006/12/28)

【要約】【課題】 自殺遺伝子を腫瘍部に運搬する汎用的なベクターを提供する。【解決手段】 ヘルペスウイルスチミジンキナーゼ(HSVtk)遺伝子などの自殺遺伝子を挿入した間葉系幹細胞由来の発現ベクターである。この自殺遺伝子の発現によって生成する酵素(HSVtkなど)が、目的とする腫瘍細胞を死滅させる又はその増殖を阻害する薬物のプロドラッグ(ガンシクロビル(GCV)など)を薬理活性(細胞毒性)をもつ薬物に変換する。この発現ベクターは採取が格段に容易な間葉系幹細胞を用いているにもかかわらず、神経幹細胞を用いた場合(特許文献1、非特許文献3)よりもバイスタンダー効果が優れている。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2006345726/



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