バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

用途広がる甘草ポリフェノール

2011年07月30日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
有効成分の差別化進む、内外美容など女性向けに期待


 甘草由来のポリフェノールを独自で抽出した機能性素材の研究開発が進み、内外美容や冷え性改善など女性をターゲットにした商品化への期待が高まっている。カネカ(東京都港区)は、グラブラ種の甘草から抽出したポリフェノールを主成分とする抽出物「グラボノイド」について、かねてから手がけてきた抗メタボ研究に加え、新たに冷え症を改善する効果があることを確認。甘草メーカーのアルプス薬品工業(岐阜県飛騨市)は、抗酸化活性のグラブリジンと抗糖化作用を有するリコカルコンAをそれぞれ規格化した甘草抽出物2品を上市した。これまで、甘草由来のポリフェノールは、甘草総合メーカーの丸善製薬(食品営業部:東京都渋谷区)や三井農林(飲料原料部:東京都港区)などが展開する食品加工上の抗菌や酸化防止目的での使われ方が主体となっていただけに、化粧品やサプリメント分野へ用途が拡大していきそうだ。健康食品新聞 2011年7月27日号

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。