バイオの故里から

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植物体の着色制御遺伝子、およびその利用

2007年08月20日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2006-22132 出願日 : 2006年1月31日
公開番号 : 特許公開2007-202425 公開日 : 2007年8月16日
出願人 : 独立行政法人農業生物資源研究所 外2名 発明者 : 門脇 光一 外3名

発明の名称 : 植物体の着色制御遺伝子、およびその利用

【課題】
植物体の着色を制御する遺伝子の提供を課題とする。より詳しくは、植物体もしくはその種子の着色を制御する遺伝子、および、該遺伝子を発現し種子が着色した植物体(形質転換植物体)の製造方法、さらに、該遺伝子の発現を改変することにより、種子の色を制御する方法の提供を課題とする。
【解決手段】
植物体の着色を制御する機能を有するRcおよびRd遺伝子を同定することに成功した。これらの遺伝子を植物体内において発現させることにより、例えば、白米を赤色米・褐色米等へ改変することができる。また、本発明の方法によって、タンニン類が蓄積された植物体もしくはその種子を作出することが可能である。タンニン類が蓄積されたコメは、機能性食品として有用である。さらに、これら遺伝子の発現を抑制させることにより、有色米を白米へ改変することも可能である。


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