バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

興味深い9Cビームの生物効果

2005年12月23日 | 医のかたち(教育 政策 行政)
9Cビームは非常に興味深い特徴を持っています。このビームも通常の炭素ビームと同じで電荷は6荷ですから、スピードが同じであれば12Cビームと全く同じ生物効果を持ちます。ただ、それが止まったところでβ崩壊を起こし、さらにそれに引き続いて2個のα粒子と陽子を放出して原子核が崩壊する点にあります。このとき出てきたα粒子は飛程が細胞の大きさに比べて短いので、9Cが止まった細胞にだけ強い効果を及ぼすと考えられます。
詳細>>放医研ニュース

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